
JRA 「絶好調」福永祐一が3週連続V決める!? マーメイドS(G3)「昨年1番人気」センテリュオがリベンジ狙う!
今週14日に牝馬限定戦・マーメイドS(G3)が阪神競馬場で行なわれるが、最近好調の福永祐一騎手がセンテリュオ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎)に騎乗する。
この春、絶好調の福永騎手はコントレイルのクラシック二冠をはじめ、先週は鳴尾記念(G3)を10番人気パフォーマプロミスで勝利。NHKマイルカップ(G1)でも6番人気ギルデッドミラーが3着に力走するなど、重賞戦線で存在感を存分に発揮しているジョッキーだ。今週勝てば3週連続重賞制覇となる。
福永騎手は2012年の6月に土曜の鳴尾記念、日曜の安田記念(G1)、ユニコーンS(G3)と、騎乗機会3連続重賞勝ちという離れ業を成し遂げている通り、勢いに乗ると好騎乗を連発するだけに、センテリュオ陣営にとってもこの上なく頼りになる騎手だろう。
今回福永騎手が騎乗するセンテリュオは、昨年ラッキーライラックが勝ったエリザベス女王杯(G1)で、初G1出走ながらも4着。3着ラヴズオンリーユー、5着クロノジェネシスという有力馬の間に割って入ったことからも、能力の高さがうかがえる。
このマーメイドSは、昨年1番人気に支持されたものの4着に敗れており、リベンジも懸かっている一戦だ。
『デイリースポーツ』の取材に応じた高野調教師は、センテリュオの現状について「レースではスタートでたまに出て行けない時があって、そうなると苦しくなってしまいます。精神的に余裕を持ち過ぎるところがありますからね」と、この馬のウィークポイントを指摘していた。
「センテリュオは近走、愛知杯(G3)5着、大阪城S(L)5着と、2走とも雨の影響があったとはいえ、いま一つの競馬が続いています。福永騎手のスタートの巧さで、なんとかしたいですね」(同)
これまでのセンテリュオは、期待先行で人気になっても応えられないレースが続いている。だが、調子のいい福永騎手ならセンテリュオを秋に向けて飛躍となる一戦にしてくれそう
PICK UP
Ranking
23:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛