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今年上半期G1の総決算・宝塚記念(G1)を勝ったクロノジェネシス(牝4、栗東・斉藤崇史厩舎)の評価がうなぎ上りとなっている。2着キセキに6馬身差をつけた圧勝劇は宝塚記念史上最大着差のオマケつきだ。昨年の秋華賞(G1)に続きG1・2勝目を手に入れ、秋の最強馬対決に殴り込む。
また、クロノジェネシスが勝利したことにより、生産牧場であるノーザンファームは宝塚記念6連覇を達成。同馬が所属するサンデーレーシングの代表・吉田俊介オーナーも「強くてびっくりしました」と驚きを隠せなかった。注目の次走については「現時点では海外を含めて未定」としたが、国内以外のレースも視野に入ってきそうだ。
衝撃的な宝塚記念制覇を受けて、欧州のブックメーカーにも動きがあったようだ。今年の宝塚記念は10月24日に行われるコックスプレート(G1)の優先出走権付与対象競走に指定されていることもあり、早速オッズに追加された。英ブックメーカー『bet365』はクイーンエリザベスS(G1)でダノンプレミアムを撃破したアデイブに並ぶ1番人気タイの評価を与えている。
コックスプレートといえば昨年は宝塚記念を優勝したリスグラシューが挑戦し、見事1番人気に応えて勝利したことでも有名だ。同馬はこのレースを含め有馬記念(G1)まで3連勝で引退の花道を飾ったが、クロノジェネシスは5歳で開花したリスグラシューより若い4歳馬だけに、今後の選択肢はさらに広がりそうだ。

そこでやはり注目されるのが、秋に見込まれるアーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイルらとの対決だ。牡馬相手に宝塚記念を圧勝したこともあり、もはや牝馬の枠組みに捉われる必要はないだろう。今年の凱旋門賞には登録をしていないため、出走予定はないようだが、天皇賞・秋(G1)、エリザベス女王杯(G1)、ジャパンC(G1)をはじめ、暮れの有馬記念で顔を合わせる可能性が非常に高い。
「これまで渋った馬場で無敗だったクロノジェネシスの圧勝に馬場の悪化の恩恵があったことは確かです。とはいえ、6馬身差の楽勝ともなると馬場だけの理由で片付けられるものではありません。同馬はここまで牝馬クラシック路線でも2、3番手までの評価が多く、トップに立ったことはなかった馬でした。
ですが、今回の勝利で牝馬のみならず、牡馬相手に大楽勝を決めたことで一気にスターダムへと駆け上がったといっても過言ではありません。デビューして早い時期から活躍していたとはいえ、この勝利により古馬となって地力強化を印象付けました。となると、まだ成長の余地を残している可能性は十分で、さらなる上昇も期待できるでしょう」(競馬記者)
オーナーの話では、クロノジェネシスの復帰戦は秋の天皇賞かエリザベス女王杯が濃厚といわれている。
8冠を狙うアーモンドアイの秋初戦が、昨年圧勝した天皇賞・秋となる公算が高いだけに、早ければここでの激突が見られるかもしれない。
 昨年の有馬記念でアーモンドアイを撃破したリスグラシューも昨年の宝塚記念を勝っている。今年の同レースを圧勝したクロノジェネシスにとっても打倒アーモンドアイへの心強い追い風となりそうだ。
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