JRA「お酒、大声」はお控えを……。新潟開催で客入れ再開! “新しい観戦様式”で秋競馬は中山、中京も有観客開催か
30日、JRAは8月15日から9月6日までの第3回新潟競馬で、指定席を購入した「新潟県内在住者」に限定して、競馬場への入場を再開することを発表した。同期間に開催される第2回小倉競馬、第2回札幌競馬は、引き続き無観客での開催となる。
指定席は事前にインターネットで購入する必要があり、来場者特定のために1人1席の購入制限となっている。入場時には本人確認、検温が行われ、マスクの着用は必須。また、発売される指定席はキャパシティの半数にあたる約600席となっており、観客同士の間隔を空けて新型コロナウイルス感染予防対策が施される。
また、競馬場内のサービスは各種イベントが中止、一部営業していない食堂・売店や販売していないメニューがあるとのこと。そして、お酒については「競馬場内でのアルコール飲料の販売は休止いたします。また、競馬場内での飲酒はお控えください」と発表している。
2月29日の無観客開催から約半年、ついに待ちに待った“有観客開催”が始まる。多くのファンは長らく待ち侘びたことだろう。だが、新潟県在住が条件となっているため、該当するファンの方が圧倒的に少ないのが現状だ。
「新型コロナウイルスの感染者数が過去最高を記録しているこのタイミングで、JRAが有観客開催を発表したのは意外でしたね。今日(30日)なんか、東京の感染者数は360人を超えており、厳しい状況が続いてますからね……。
今回、新潟だけ客入れするのは、秋に向けたテストの意味が大きいでしょう。9月から始まる中山、中京開催でも同様の手法で運営可能か検証するはずです。また、同じ時期に開催される札幌、小倉よりも新潟の方が感染者数は少ないですし、JRA本部から飛行機を使わずに、車で行き来できるということも新潟で客入れする決め手のはずですよ」(競馬記者)
すでにばんえい競馬、岩手競馬では客入れでの開催が再開している。それに続いて、浦和競馬でも8月12日から311名を上限に有観客開催を行い、大井競馬でも9月の入場再開を目指し、8月に招待制でのテスト入場を行うことを発表している。このように地方競馬を含めて、徐々に通常開催へと近づきつつあるのだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……















