
武幸四郎騎手の「騎手引退」がいよいよ公の事実に……最愛のパートナー・メイショウマンボとの「決別」が意味するものとは

13日に京都競馬場で行われる第41回エリザベス女王杯(G1)に出走予定のメイショウマンボ(牝6歳、栗東・飯田祐史厩舎)が、池添謙一騎手で挑むことが明らかになった。
2013年の2冠牝馬となるメイショウマンボはこれまでキャリア28戦の内、25戦で武幸四郎騎手が手綱を執ってきた。2013年4月の桜花賞(G1)で騎乗してからは、ここ2年以上ずっとコンビを継続している。
それが、ここにきての乗り替わり。当然、ここ2年ずっと2ケタ着順が続いているメイショウマンボへのカンフル剤的な意図もあるのだろうが、やはり”この時期”の乗り替わりということで「別の可能性」が浮上している。
それは、幸四郎の騎手引退、そして調教師転身だ。
10月20日に発売された『Number913号』(文藝春秋)の武豊騎手の冒頭インタビューの中で、現役騎手で弟の幸四郎が調教師を目指していることに関して質問された際、特に隠す素振りもなく「そうなんですよね」と答えている。
また、同誌の幸四郎騎手本人へのインタビューでも調教師転身に向けて勉強中であることが掲載されており、いよいよ幸四郎騎手が調教師に転身することは公の事実となってきた模様だ。
「幸四郎騎手が今年の調教師免許試験を受けたことは、ほぼ確実と言われています。その上で、このタイミングで2年以上コンビを組んできたメイショウマンボが乗り替わるということは、先日発表された第一次試験合格者の23名の中に幸四郎騎手が含まれており、29日の二次試験に向けての対策が本格化した証ではないでしょうか。場合によっては今回で合格して、来春に騎手引退という可能性も考えられるでしょう」(競馬記者)
デビュー2日目にマイラーズC(G2)を勝ち、初勝利が初重賞という兄でもなし得なかった華々しいキャリアのスタートを飾った幸四郎騎手だったが、騎手の中でも長身といわれる兄よりもさらに高い177㎝という背丈は、体重制限の厳しい騎手向きとはいえなかった。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も“同情の声”が集まらないワケ
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!