GJ > 競馬ニュース > JBCクラシック回顧
NEW

武豊騎手「次は中京で会おうディー」JBCクラシック(G1)で新王者アウォーディーがコパノリッキーを撃破!6連勝で高らかに「政権交代」を告げる

【この記事のキーワード】, ,
0914takeyutaka_top.jpg

武豊が選んだ馬がG1を勝つ」

 久々に、このような使い古された文句を使いたくなった。

 3日、川崎競馬場で行われた第16回のJBCクラシック(G1)。G1を3連勝し、完全にダート戦線の中心にいる王者コパノリッキーと、ダート転向後5戦無敗のアウォーディーが初めて激突するということで例年以上の注目を集めたが、豪華メンバーに違わぬハイレベルなレースとなった。

 1番人気と2番人気を分け合ったコパノリッキーとアウォーディーの「2強」の物語は、すでに戦前から派手な展開を見せていた。何故なら、この2頭は共に武豊騎手が主戦を務めており、早くから競馬界のレジェンドがどちらを選ぶのか注目されていたからだ。

 そんな中、まずはアウォーディーが9月の日本テレビ盃(G2)で5連勝を達成。武豊騎手は「(次はJBCが行なわれる)川崎で会おうディー」と、早くも来たるJBCクラシックでアウォーディーに騎乗することを決めたようだった。

 それを受けて、今度はコパノリッキーが10月の南部杯(G1)に出走。この日は武豊騎手がキタサンブラックの京都大賞典(G2)に騎乗するため、田辺裕信騎手が代打を務めた。

 すると、今度はコパノリッキーが南部杯で圧巻のレース。従来のレコードを1秒以上更新する圧勝で、ダート王者の地位を盤石なものにした。これには、すでにアウォーディーの騎乗を決めていた武豊騎手も、思わず自らストップウォッチまで持ち出して、その走りをチェック。最大のライバルとなってしまった、かつての相棒の強さを称賛するしかなかった。

 そうして迎えたJBCクラシック当日。1番人気は2.1倍でコパノリッキーに譲ったものの、アウォーディーも2.4倍の僅差で続く。6.6倍の3番人気には川崎記念(G1)3連覇と、このコースを得意にしているホッコータルマエが続いた。

武豊騎手「次は中京で会おうディー」JBCクラシック(G1)で新王者アウォーディーがコパノリッキーを撃破!6連勝で高らかに「政権交代」を告げるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
  4. JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  7. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  8. JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……