GJ > 競馬ニュース > JBCクラシック回顧  > 2ページ目
NEW

武豊騎手「次は中京で会おうディー」JBCクラシック(G1)で新王者アウォーディーがコパノリッキーを撃破!6連勝で高らかに「政権交代」を告げる

【この記事のキーワード】, ,

 好スタートを切ったのはホッコータルマエだった。抜群の加速からハナを奪いに行くが、内で船橋所属のサミットストーンが出ムチを入れて抵抗。半ば強引に主導権を握った。

 コパノリッキーもまずまずのスタートからすんなり好位に取り付くと、アウォーディーがそれをマークするような形で続く。ノンコノユメ、サウンドトゥルーといった末脚自慢も中団に取り付く。序盤が速くなったため、ついて行けない馬がちぎれる展開となった。

 前と後ろとで2つの集団ができる、力関係のはっきりしたシビアな展開。やがてペースがじょじょに落ち着いたが、勝負は早くも全JRA勢がひしめく前方の集団の中で行なわれることが決まりつつあった。

 そのまま向正面の残り800mを切ったところで、一気にペースが上がっていく。

 ここまで先団を引き連れていたサミットストーンが苦しくなって、代わるようにホッコータルマエが先頭へ。すぐにコパノリッキーも外から並び掛け、それに呼応するようにアウォーディーも差がなく続く。

 ホッコータルマエ、コパノリッキー、アウォーディーの3頭が並ぶようにして最後の直線へ。まず苦しくなったのが、真ん中のコパノリッキーだった。田辺騎手が懸命にムチを入れるが、明らかに脚色が鈍って脱落していく。

 対象的に、それに合わせるようにホッコータルマエを交わして、先頭に躍り出たアウォーディーの手応えは抜群だった。ホッコータルマエも必死に食い下がるが、先頭が入れ替わる気配はない。川崎の直線は短く、サウンドトゥルーとノンコノユメがコパノリッキーを交わしたところで、アウォーディーが先頭のままゴールに飛び込んだ。

武豊騎手「次は中京で会おうディー」JBCクラシック(G1)で新王者アウォーディーがコパノリッキーを撃破!6連勝で高らかに「政権交代」を告げるのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!