真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.07.10 11:00

JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
文=浅井宗次郎

この春のクラシックでは、コントレイルとデアリングタクトという無敗の二冠馬が生まれた。それだけでも日本史上初の出来事だが、その2頭が近代競馬の「支配者」と述べても過言ではない成功を収める社台グループ・ノーザンファームの生産馬ではないことは、さらに驚くべき事実だろう。
加えてノーザンファームは昨年、ディープインパクトとキングカメハメハという大種牡馬を相次いで失った。1985年にシンボリ牧場が獲得したのを最後に、34年間連続で社台ファーム、もしくはノーザンファームが生産者リーディングを守り続けているが、一部の識者や関係者の間では、この2020年が「歴史の転換期の始まりでは」と、まことしやかに囁かれている。
そんな中、カルフレグランス(牝2歳、美浦・新開幸一厩舎)という馬が、今週11日の新馬戦(芝1200m)でデビューを迎える。
祖母の兄にドバイワールドC(G1)を勝ったシルバーチャームがいるものの、各メディアの取り扱いを見ても、決して目立った存在ではない。しかし、カルフレグランスのデビューに熱い視線を注いでいるのは、決してオーナーの吉田和子氏だけではないはずだ。
何故なら、この馬には1度大きな……そして長く“苦節”を味わう多くの生産者たちの「夢」の断片が詰まっているからだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬