真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.01.23 14:42

世界最強・カリフォルニアクロームが米年度代表馬選出。ラストランはド派手で「問題多め」のあのビッグレースか
編集部

世界最強馬がまたひとつ新たな勲章を手に入れた。
昨年のドバイWCを圧勝するなど「世界最強」と呼ばれて久しいカリフォルニアクロームが、米年度代表馬に選出された。同馬はこれで、ケンタッキーダービー(G1)、プリークネスS(G1)などを制した14年に続き、2度目の受賞となる。今回候補として、BCクラシック(GI)で破ったアロゲート、牝馬GIで4勝をあげたソングバードなどが名を連ねていたが、カリフォルニアクロームが248票中202票を集め、アロゲートの40票を大幅に上回っていた。
カリフォルニアクロームは昨年、ドバイワールドカップなどG1での3勝を含む8戦7勝と、年間を通して圧巻の成績を収めた点が考慮されたよう。同馬はすでに今春の引退、種牡馬入りを表明しており、28日に開催されるペガサスワールドカップがラストランとなる予定だ。
ペガサスWCは賞金総額1200万ドルとこれまでの最高額だったドバイワールドカップ(総額1000万ドル)を上回り、新しく世界最高賞金総額を誇ることになったレース。だが、参加するためには出走馬の関係者側が100万ドル(約1億1000万円)を支払う必要があり、出走する「12枠」の各陣営の出走料がそのまま賞金になるという「独特なシステム」で知られていた。
優勝すれば、約7億7000万円という大金が手に入るものの、このハイリスク・ハイリターンぶりが懸念されたため、一時は出走枠がすべて埋まらないかもしれないという恐れもあった。だが、無事に「12枠」すべてが埋まり開催されようとしている。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆