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アルゼンチン共和国杯(G2)の侮れない「格下馬」トレジャーマップに注目!ココで結果を残し偉大な兄ゴールドシップと同じ舞台に立てるか?

 その他にも、トレジャーマップを後押しするデータは存在する。過去10年の傾向として「内枠有利」の傾向が見受けられるためだ。今回の内の2番という枠は絶好といえるだろう。また前走距離別での成績を見ても、芝2000~2400m戦からの出走馬が好走する傾向にあることもプラス材料だ。

 東京コースで7戦し、掲示板を外したのはわずか1回(2勝を含む)という実績や、現在の馬場コンディションが「差し優勢」の傾向が強い点など……これらの要素を考慮すれば、トレジャーマップが好結果を残す可能性を否定することはできないだろう。

 稽古でも助手を背に坂路コースで追われ、4F52.9-38.3-25.0-12.3秒をマークと上々の動きを披露。状態は高いレベルで維持しているようだ。

 相手を考えれば「厳しい」と評価されることも当然。確かに勝ち負けは厳しいかもしれないが、馬券圏内の確保は現実味がある。好走する条件が揃っているここであれば、波乱決着を演出することもできるかもしれない。

 果たして今レースで結果を残し、偉大な兄ゴールドシップと同じG1の舞台へ立つことができるのか? 勢いのある良血馬の走りに注目したい。

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