GJ > 競馬ニュース > 有力馬シュヴァルグラン
NEW

この秋、上位人気馬がことごとく着外……アルゼンチン共和国杯(G2)の有力馬シュヴァルグランは波乱の元凶となる「負の連鎖」を止めることができるか!?

【この記事のキーワード】, ,
keibajou.jpg

6日に東京競馬場で行なわれる第54回アルゼンチン共和国杯(G2)の有力馬シュヴァルグラン(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)に何やら暗雲が立ち込めている。

すでに阪神大賞典(G2)を勝つなど、ここでは実績上位。今春の天皇賞で3着だったことを鑑みれば1番人気も十分にあり得る有力馬だが、レース自体は6月の宝塚記念(G1)以来となる。

そういった中での注目の最終追い切りだったが、栗東のウッドコースで併せ馬を行い5ハロン81.0秒でラストが13.1秒。追走だったとはいえ、500万下の相手に1馬身遅れた。

騎乗した主戦の福永祐一騎手は東京スポーツの取材に対して「攻め馬はもともとこんな感じ。馬場も悪かったし、全体時計がこれぐらい出れば終いはこうなるよね。まあまあ本数はやっているし十分じゃないかな」と相棒を評価したが、追い切りの内容として良いとは言えないだろう。

目標はまだ先にあるため、ここはあくまで「前哨戦仕様」といったところか。

「福永騎手だけでなく、友道調教師も追い切りに対しては前向きなコメントでしたが、実はシュヴァルグランは当初10月の京都大賞典(G2)から復帰する予定でした。しかし、春の激戦の疲れが取れず、ここまで遅れた経緯があります。正直、追い切りの動きはパッしませんでしたが、秋の目標となるジャパンC(G1)を万全の状態で使うには、ここで一叩きしないと間に合いません。多少無理してでも、使ってくるでしょうね。

また、友道調教師は1日にアルゼンチン共和国杯のハンデが発表された際、G2を1勝しただけのシュヴァルグランに58㎏が背負わされたことに関して不満を漏らしています。確かにやや見込まれた感がありますが、もしかしたら状態面に不安があって弱気になっていたのかも」(競馬記者)

さらにシュヴァルグランにとって”最大のネック”となりつつあるのが、今回が初の関東遠征だということだ。

この秋、上位人気馬がことごとく着外……アルゼンチン共和国杯(G2)の有力馬シュヴァルグランは波乱の元凶となる「負の連鎖」を止めることができるか!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  6. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. JRAの重要事! 夏の風物詩セレクトセールとサマーセール。生産界の代理戦争と取引馬の成績
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ