真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.03 10:35
この秋、上位人気馬がことごとく着外……アルゼンチン共和国杯(G2)の有力馬シュヴァルグランは波乱の元凶となる「負の連鎖」を止めることができるか!?
編集部
これまでキャリア14戦を誇るシュヴァルグランだが、遠征競馬は3歳夏の札幌で一度あるだけ。その時には2着に敗れたとはいえ、大きく崩れたわけではない。初とはいえ東京コースも合いそうなので、本来なら気にするようなことでもないのだが「この秋」だけは話が違っている。
“異変”があったのは、先月のスプリンターズS(G1)からだ。
このレースで良くも悪くも主役になってしまったのは、単勝1.8倍の断トツ人気で12着に大敗してしまったビッグアーサー。鞍上を務めた福永騎手の騎乗に批判が集まったが、それ以前にイレ込みが激しかったという情報もある。
実はこのビッグアーサーは、2年前の新馬戦を福島で走って以来の関東への遠征だった。
これだけならまだよかったが、さらに秋華賞(G1)でも初の関西見参となった1番人気のビッシュが10着に大敗。さらには翌週の菊花賞(G1)でも初の関西遠征となったディーマジェスティが本来の走りを欠いて4着に敗れるなど、信じられないような「負の連鎖」が起こっているのだ。
幸いと述べるべきかはわからないが、先週の天皇賞・秋(G1)では初遠征の馬がおらず、とりあえず「負の連鎖」が止まったわけだが、今週に来て今度はシュヴァルグランが初の関東遠征……。ただの偶然に過ぎないことは確かだが、不吉なことこの上ないだろう。
果たしてシュヴァルグランは、この秋の波乱の元凶となっている「負の連鎖」を止めることができるのだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新
巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念(G1)多井隆晴が大本命レイデオロに下した決断! 2018年大躍進「最速最強」Mリーガーが今年最後の大勝負!?













