真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.11 08:14

三代目J Soul Brothersならぬ「三代目ヒシマサル」誕生!競馬のルールさえ超えた父子3代に渡るオーナー執念とは
編集部

6日に京都競馬場で行われた新馬戦で、一頭の競走馬がデビューを飾った。
2015年の1歳馬セレクトセールでトップバッターを務め、阿部雅英氏に6600万円で落札されたヒシマサル(牡2歳、栗東・角田晃一厩舎)である。
半兄に目黒記念(G2)勝ちに川崎記念(G1)2着があるムスカテール(父マヤノトップガン)がいる良血ということで注目されたが、結果は2着。同じルーラーシップ産駒のダノンディスタンスに後れを取ったものの、デビュー戦としては上々の内容だった。
「ヒシマサル」と聞いてオールドファンは、やはりマル外だった往年のヒシマサルを思い出すのではないだろうか。
1991年にデビューしたヒシマサルは3歳(旧齢4歳)春にきさらぎ賞(G3)、毎日杯(G3)、京都4歳特別(G3)を3連勝。当時、マル外はクラシックに出られなかったが、同期のダービー馬ミホノブルボンや、菊花賞馬のライスシャワーと比較されるほどの大器だった。
当時は競馬の最盛期。ゲームセンターのUFOキャッチャーで、ヒシマサルのぬいぐるみをゲットしたファンも多いのではないだろうか。
そんなヒシマサルがターフを去ってから約20年後、新たなヒシマサルがデビューしたわけだが、実は今回が2代目ではなく「3代目」である。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?