真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.09 23:55

最強世代ゼーヴィントが2つ目の重賞制覇を叶えるのか? 伏兵陣も多種多彩。波乱決着も十分にある福島記念(G3)を見逃すな!
編集部

昨年は2番人気ヤマカツエースが勝利、1番人気のミトラが2着と順当な結果となった福島記念(G3)。しかし、一昨年は6番人気・13番人気という波乱決着。それ以前にも3年連続で7番・8番・12番人気が勝利と、伏兵陣の激走が目立つレースである。
今年もレベルの高い3歳勢や、実績十分な古馬など個性豊かなメンバーが出走予定。一筋縄ではいかないレースとなりそうだ。
まず注目したいのは、セントライト記念(G2)でディーマジェスティと接戦を演じたゼーヴィント(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)。惜しくも敗れたが、皐月賞馬とのクビ差という結果は高く評価できる。陣営にも悲観の色はなく「どんな競馬にも対応できるようになった」と確かな手応えを掴んだ様子。ココへの期待が高い事も当然だ。
未勝利を勝ち上がってからは、全て馬券圏内を確保と安定感は抜群。初の重賞制覇となった福島コースでのラジオNIKKEI賞(G3)では、中団待機から直線鋭く抜け出し快勝。中山コースでも2勝を挙げているように、右回りとの相性は高い。古馬相手となる今回も上位争いは十分に可能だ。稽古の動きも上々で万全の状態といえるココで、2つ目の重賞制覇を果たしたいところ。
ダイワリベラル(牡5歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)も有力な一頭。重賞勝ちはないが、今年の京成杯AH(G3)やダービー卿CT(G3)で4着と好走しているように能力の高さは証明済み。前走から距離延長とはなるが、今回の福島2000mは2戦2勝と得意の舞台。スタートの難さえなければ、待望の重賞制覇もあり得るだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
関連記事
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) ミッキークイーン「最大のライバル・マリアライトとは、かつてのメジロドーベルとエアグルーヴの関係性?」
京都での抜群の安定感と「サイン」、武豊騎手も後押し!? エリザべス女王杯の伏兵マキシマムドパリに熱視線
時は来た!? 「新たな姿」で好調キープのクイーンズリングが、エリザベス女王杯で「壁」を突破するには……
【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) マリアライト「能力は完全格上も上がらない陣営のトーン……グランプリ女王が抱える天候や体調面以上に大きな『課題』とは」
出走馬のG1勝ち数「合計13勝」!? 史上最強ならぬ究極のエリザベス女王杯(G1)は間違いなく「あの年」!