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JRA福永祐一「騎乗停止」で開き直り騎乗!? 新潟メイン「単勝1.8倍」敗戦にファンから悲鳴

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 5日(土)、新潟メイン長岡S(3勝クラス)を勝利したのは、7番人気の伏兵ワンダープチュックであった。

 断然の1番人気に推された単勝1.8倍のサトノウィザード(牡4歳、栗東・松田国英厩舎)は、直線で内を突くも2着に惜敗。

 福永祐一騎手は「やはりコーナーで左にモタれてしまいますね。開き直ってインを通ったのですが……」と振り返った。

 断然人気の惜敗に、競馬ファンからもSNSや掲示板を通して「何とかしてほしかった……」などと呟かれているが、いま好調の福永騎手だからこその思いであろう。先週の新潟競馬で9月12日~9月13日まで2日間の騎乗停止処分を下された福永騎手だが、それでも単勝1.8倍が示す通りファンからは絶大な信頼が寄せられていた。

 レースでは、出遅れ気味のスタートで後方からの競馬。内枠(5番)だった事もあり、道中は枠なりに内目を追走した。4コーナーでは外目へ出そうと試みるも、緩い流れもあり外は馬群の壁。馬場状態の悪い内を猛然と追い込んだが、外目をスムーズに回ったワンダープチュックには届かなかった。

「道中で荒れていた内を通った分ですね。前残りのペースで枠も不向きな中、よく来ていますよ。あとはコーナーワークですね……」と福永騎手は話しており、今回は馬場状態、枠順、スローペースの3重苦によって、本馬の弱点が引き出される形となってしまった。

 新馬戦に騎乗したC.ルメール騎手も「走りそう」と高い素質を評価したサトノウィザード。そのレースぶりから、一時はクラシックの有力候補とまで騒がれた馬である。2戦目の若駒S(L)では、後のクラシックで好走するヴェロックスを相手に僅差の2着。2戦目というキャリアを考えれば、伸びしろも十分……のはずであった。

 しかし、3戦目のつばき賞では良さが見られず5着に惨敗。ルメール騎手は「ずっとモタれながら走っていた。体調が良くなかったのかも……」と振り返り、「レース中に外傷していた」とも話した。

「もしかすると、つばき賞でのアクシデントが今も左にモタれる原因となっているのかもしれませんね。能力的にはオープンでも通用するものを持っていると思うんですが……」(競馬記者)

 シンガポールターフクラブ賞に出走した際も、手綱を握った武豊騎手は「ゲートから進まず、外に逃げ気味(右回り)だった。それでも差してきたように、能力はあるんだけど……」と語っている。

 名手だれもが能力は認めるところ。“クセの強さ”を解消できれば、大きいところも狙える馬に成長してくれるはずだ。

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