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2020.10.05 18:00
JRA毎日王冠(G2)サリオスは「過剰人気」!? 重賞2勝の固め打ちC.ルメールと新コンビで、オッズは「危険水域」突入か
編集部
●牡馬クラシック組の古馬混合戦(芝レースのみ)成績
・ブラックホール 皐月賞9着 日本ダービー7着
→札幌記念(G2) 9着(4番人気)
・アメリカンシード 皐月賞12着
→1勝クラス 9着(1番人気)
・キメラヴェリテ 皐月賞15着
→鳴尾記念(G3) 15着(6番人気)
・テンピン 皐月賞18着
→1勝クラス 12着(7番人気)、7着(4番人気)
・ワーケア 日本ダービー8着
→新潟記念(G3) 10着(1番人気)
・ウインカーネリアン 皐月賞4着、日本ダービー17着
→2勝クラス 5着(1番人気)、1着(3番人気)
ウインカーネリアンがようやく勝利することができたが、他馬はことごとく人気を裏切ってきていることがわかる。特に、重賞では新潟記念のワーケアに代表されるように、全く結果を残すことができていない。
「これまで古馬の壁に跳ね返されたメンバーと比較すると、サリオスの実力は頭ひとつ抜けています。しかし、ブラックホールとワーケアがあまりにも負けすぎということは気になります。
ダービーでサリオスとの着差はそれぞれ0秒4と0秒5でしたが、次走は勝ち馬から1秒0差、0秒7差で敗れています。単純比較できるものではありませんが、不安になる要素ですね。
毎日王冠でサリオスは圧倒的1番人気が予想されますが、終わってみれば過剰人気だったということがあってもおかしくないかもしれません」(別の記者)
サリオスの他にも、日本ダービーで4着のサトノインプレッサも毎日王冠に出走を予定している。ここで2頭とも不甲斐ない走りをするようであれば、3歳牡馬に低レベルのレッテルが貼られることを避けられないだろう。
3歳牡馬クラシック組にとって、毎日王冠は正念場の1戦となりそうだ。
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