GJ > 競馬ニュース > 毎日王冠 サリオスは「過剰人気」!?
NEW

JRA毎日王冠(G2)サリオスは「過剰人気」!? 重賞2勝の固め打ちC.ルメールと新コンビで、オッズは「危険水域」突入か

【この記事のキーワード】,

JRA毎日王冠(G2)サリオスは「過剰人気」!? 重賞2勝の固め打ちC.ルメールと新コンビで、オッズは「危険水域」突入かの画像1

 4日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(G1)はグランアレグリアが2連勝でG1・3勝目を挙げた。直線で14頭をごぼう抜きにする圧巻のパフォーマンスは、短距離界No.1を印象付けるものだった。

 その一方、同日の中山10R・茨城新聞杯(2勝クラス・芝1800m)はウインカーネリアン(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が優勝。皐月賞(G1)で4着に入った実力を発揮し、今後に弾みをつける結果となった。

 逃げてレースの主導権を握ったウインカーネリアン。1000mの通過タイムが60秒7と、マイペースに落とし込むことに成功した。4コーナーでグレイテストに並びかけられるも、直線は二の脚を繰り出し、もうひと伸びを見せて押し切り勝ち。2着馬に1馬身半差の勝利だったが、着差以上に強い内容と言えるだろう。

 三浦皇成騎手は「ゲートの中でうるさかったのですが、調教で癖をつかんでいたので、良いタイミングでスタートを切れました。ゲートに課題がありますが、力のある馬です」と能力を評価した。

JRA毎日王冠(G2)サリオスは「過剰人気」!? 重賞2勝の固め打ちC.ルメールと新コンビで、オッズは「危険水域」突入かの画像2

 今年の牡馬クラシック組が古馬混合戦を快勝したことで、より注目を集めるのは今週末の毎日王冠(G2)に出走するサリオスだ。

 皐月賞で2着、日本ダービー(G1)で2着と、サリオスがこれまで負けた相手はコントレイルのみ。“3歳牡馬No.2”が古馬の一線級相手にどんなレースを見せるか、多くのファンは楽しみにしているはずだ。

 今回は新コンビのC.ルメール騎手を鞍上に迎え、確勝を期していること間違いない。先週末は土日で重賞2勝を挙げた名手とのコンビ結成も、注目度を上げている要因となっている。

 だが、今年の牡馬クラシック組が低レベルという意見があることを忘れてはならない。

「実は、皐月賞、日本ダービーの出走馬で古馬混合の芝レースを勝ったのはウインカーネリアンが初めてです。これまでに他の馬が5頭出走するも、いずれも人気を裏切って敗れています。

ウインカーネリアンがついに勝ちましたが、中山芝1800mは最も得意としている条件です。しかし、前走は札幌芝2000mで1番人気ながら5着に敗れています。皐月賞4着の実績馬なので、得意条件の2勝クラスは勝って当然。依然として、世代レベルが低い印象は拭いきれませんね」(競馬記者)

 皐月賞15着のラインベックがダートに転向して結果を残しているが、今年のクラシック組は芝レースで苦戦を強いられている。

JRA毎日王冠(G2)サリオスは「過剰人気」!? 重賞2勝の固め打ちC.ルメールと新コンビで、オッズは「危険水域」突入かのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客