真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.07 20:00
JRA史上初の快挙へ―― 安田隆行調教師「まさか、ここまで活躍するとは」……。 悲願「父ロードカナロア」でのG1制覇へ“夢”のスプリント配合が走り出す
編集部
「種付けすると聞いた時は、話題性のある馬になるだろうと思いました」
そう振り返る安田隆調教師。実際カレンモエは、これまでのレースで全て1番人気とファンの期待も大きい。
カレンモエの馬名意味は「冠名+夢(ハワイ語)」。オーナーの鈴木隆司氏が「夢の血統でファンに夢の様な走りを届けたい」との思いから、命名した馬名だ。
2012年のスプリンターズSでは、2番人気だったロードカナロアが1着、1番人気だったカレンチャンが2着と、カレンモエの父母がワンツー。本馬の血統は、ファンにとってもまさに“夢”のスプリント配合といえるだろう。
安田隆調教師は「まさか、ここまで活躍するとは」と、その成長力に目を細める。デビュー時には「まだ緩さがあって、ゲートの出もいいとは言えません」と弱気であった師であったが、馬の成長とともに今は自信に満ち溢れている。
同厩舎での父母G1馬の産駒が、同厩舎でG1制覇となればJRA史上初の快挙。そんな偉業も、カレンモエなら成し遂げられるかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!