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JRA天皇賞・秋(G1) C.ルメール「痛恨」アーモンドアイの刺客はまさかのお手馬!? 現役最強ステイヤーが福永祐一騎手と新コンビ!

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JRA天皇賞・秋(G1) C.ルメール「痛恨」アーモンドアイの刺客はまさかのお手馬!? 現役最強ステイヤーが福永祐一騎手と新コンビ! の画像1

 7日、フィエールマン(牡5、美浦・手塚貴久厩舎)を所有するサンデーレーシングが、同馬の次走に11月1日(日)に開催される天皇賞・秋(G1)を予定していると発表。またその鞍上を福永祐一騎手が務めることを明かした。

 フィエールマンは、キャリア4戦目でC.ルメール騎手を背に菊花賞(G1)を制覇。その後、主戦とともに昨年と今年の天皇賞・春を連覇するなど、京都の長距離を得意とする生粋のステイヤーとして活躍していた。

 今夏に陣営は、秋はオールカマー(G2)から始動して、ジャパンC(G1)に向かうプランを明かしていた。だが、オールカマーを熱発により回避。今後の動向が注目されていた。

「フィエールマンの主戦であるルメール騎手は今秋、アーモンドアイを最優先にするでしょう。そのため、秋のG1戦線に出走するルメール騎手のお手馬に誰が乗るのかは注目の的でした。

今回代打を務めることが発表された福永騎手は今年、ノーザンファームの馬で34勝。これは川田将雅騎手、ルメール騎手に次いで3位の成績です。川田騎手はダノンプレミアムの先約があるため、騎乗するのは難しいですから、順当に考えて福永騎手にもお鉢が回ってきたのではないでしょうか?」(競馬誌ライター)

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 福永騎手のお手馬にも中距離を主戦場とするワグネリアンがいる。だが、同馬は2年前の神戸新聞杯(G2)から勝ち星から遠ざかっている。さらに前走の宝塚記念(G1)では福永騎手を背に13着と大敗を喫した。陣営としても気分転換の意味もあり、違う騎手を試したくなったのかもしれない。

 天皇賞・秋で福永騎手と新コンビを結成することになったフィエールマン。同馬の重賞勝ち鞍はいずれも3000m以上のレースだ。現在の競馬界ではステイヤーは軽視される傾向にある。現役引退後にはおそらく種牡馬入りすると考えられるが、価値を高めるためには、中長距離G1勝利という箔をつけることが必要になってくるだろう。

「フィエールマンは、2000m以下のレースでは平場しか勝ったことがありません。2000m戦で、さらにアーモンドアイなどの強豪集う天皇賞・秋は分が悪いはず。本命はこれ以降のG1ではないでしょうか?

ただフィエールマンは体質も弱く、実力を発揮するためには出走間隔をあける必要があります。そのため、11月末開催のジャパンCに向かって結果を出せるのかは不明ですね。昨年も4着に入るなど、経験も豊富でたっぷりと間隔が取れる有馬記念(G1)を視野に入れている可能性もあるでしょう」(競馬記者)

 福永騎手を伴い約半年ぶりにレースに向かうフィエールマン。今後のローテにも注目が集まる。

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