GJ > 競馬ニュース > 武豊も苦汁を飲んだ「薬物問題」…  > 2ページ目
NEW

JRA武豊も苦汁を飲んだ「薬物問題」……。ディープインパクト亡き社台グループの「希望」アメリカ無敗の3歳馬は「疑惑」厩舎出身

 事の発端は2019年9月、『ニューヨークタイムズ』が前年に米3冠を達成したジャスティファイについて、「4月7日、サンタアニタダービーのレース後に薬物検査で陽性反応が出ており、競馬法に従っていた場合ケンタッキーダービーの出走資格はなかったはずである」と報じたことだ。

 これに対してバファート調教師は異を唱えているが、未だ解決に至っていない。

 さらに今年5月にオークローンパーク競馬場のレースに出走したシャーラタンとガミーンの2頭が薬物検査により失格処分を受けた。この2頭ともがG1馬ということも、大きな波紋を呼んでいる一因だ。これについてもバファート調教師は「故意ではない」と主張しており、問題解決に時間を要している。

 先日の凱旋門賞でもA.オブライエン厩舎の管理馬が、薬物問題で全頭出走取消という事態が発生。ジャパンに騎乗予定だった武豊騎手は、レースに乗ることなく帰国することになった。だが、これについては原因となった飼料の製造元であるゲイン社が謝罪のプレスリリースを行い、事態の収拾に至っている。

 その一方、バファート調教師の疑惑が晴れていないのは、腑に落ちないところだ。

 だが、社台スタリオンステーションが導入するナダルは薬物問題の対象外。産駒がバファート調教師の潔白を証明するような活躍をすることに期待したい。

JRA武豊も苦汁を飲んだ「薬物問題」……。ディープインパクト亡き社台グループの「希望」アメリカ無敗の3歳馬は「疑惑」厩舎出身のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  7. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  10. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶