真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.10.15 07:00
JRA武豊も苦汁を飲んだ「薬物問題」……。ディープインパクト亡き社台グループの「希望」アメリカ無敗の3歳馬は「疑惑」厩舎出身
編集部
事の発端は2019年9月、『ニューヨークタイムズ』が前年に米3冠を達成したジャスティファイについて、「4月7日、サンタアニタダービーのレース後に薬物検査で陽性反応が出ており、競馬法に従っていた場合ケンタッキーダービーの出走資格はなかったはずである」と報じたことだ。
これに対してバファート調教師は異を唱えているが、未だ解決に至っていない。
さらに今年5月にオークローンパーク競馬場のレースに出走したシャーラタンとガミーンの2頭が薬物検査により失格処分を受けた。この2頭ともがG1馬ということも、大きな波紋を呼んでいる一因だ。これについてもバファート調教師は「故意ではない」と主張しており、問題解決に時間を要している。
先日の凱旋門賞でもA.オブライエン厩舎の管理馬が、薬物問題で全頭出走取消という事態が発生。ジャパンに騎乗予定だった武豊騎手は、レースに乗ることなく帰国することになった。だが、これについては原因となった飼料の製造元であるゲイン社が謝罪のプレスリリースを行い、事態の収拾に至っている。
その一方、バファート調教師の疑惑が晴れていないのは、腑に落ちないところだ。
だが、社台スタリオンステーションが導入するナダルは薬物問題の対象外。産駒がバファート調教師の潔白を証明するような活躍をすることに期待したい。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA秋華賞(G1)リアアメリアは「ファインモーション級」か!? 前走「完全復活」が“裏目”に出る意外な理由とは……
JRA武豊を惑わす「騎乗馬問題」ジャパンC(G1)「ちょっと待ったコール」でキーファーズ参戦!? “こだわり”が織りなす「三つ巴」に発展か
JRAサートゥルナーリア「評価急落」のしくじり。アーモンドアイ“忖度”の一員になり下がった超良血馬……。1年前に「破綻」した壮大な計画とは
JRA秋華賞(G1)岡田代表デアリングタクト、「ファンが望めば」熱い想いに競馬ファンも大興奮……コントレイルとの対決や凱旋門賞(G1)も視野!?
元JRA藤田伸二氏と笠松競馬元調教師が異例のコラボ!? あの“事件”の真相が明らかになるか