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JRA秋華賞(G1)「打倒デアリングタクト」の野望!! 栗東・美浦「関係者シークレット情報」から浮上した激アツ“牝馬3冠”阻止候補!!

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 今週末に開催される秋華賞(G1)。今年はデアリングタクトが、史上初・無敗の牝馬3冠を達成するかが注目されている。だが、ライバルたちもただ指を加えて偉業達成の瞬間を見ているわけではない。今回は編集部に届いた『打倒・デアリングタクト』を合言葉に出走する馬たちの有益すぎる情報をお届けしよう。

 まずは栗東から。リアアメリア(牝3、栗東・中内田充正厩舎)はローズS(G2)を優勝して波に乗っている。

 桜花賞(G1)10着、オークス(G1)4着と、期待された程の結果が残せなかった。それだけに最後の1冠に懸ける想いは強い。

「元々ポテンシャルの高さは誰もが認めるところでした。ところが陣営は、『稽古をやり過ぎると短距離向きの気性になってしまう』と、ソフトな調整に終始してしまった。それが裏目に出てゲート難に陥ってしまい、結果を出すことができなかったみたいです。

 しかし、ひと夏を越えたころには心身が成長し、『ゲートもすんなり出るし、さらに前に壁を作らなくとも掛かることもなくなった』とスタッフもご満悦。レース運びで苦労することもなくなり、それが前走の快勝にもつながったと教えてくれました。さらに『あのような競馬ができれば、内回り2000mもこなしてくれるはず。何とか一矢を報いたい』と色気を見せていましたよ」(栗東関係者A)

 未だ直接対決ではいいところなしだが、無条件で白旗を掲げるにはまだ早い。リアアメリアが、打倒デアリングタクト一番手に名乗りを上げる。

 夏を超えて能力が開花しつつあるリアアメリアとは違い、関係者から成長力の不足を指摘されているクラヴァシュドール(牝3、栗東・中内田充正厩舎)。

 春は6番人気だった桜花賞で4着と意地を見せたが、3番人気に支持されたオークスは15着とまさかの惨敗。秋初戦のローズSも2番人気に推されるも、直線での伸びを欠き5着に終わった。

「以前から完成度の高さは評価されていたものの、そこからの伸び代があまりないのか、『今になって他の馬に追い越されたのかも』と関係者も肩を落としていました。

 前走も状態は悪くなく、『折り合いも許容範囲だったし、いい形で回ってきたけど伸び切れなかった。正直、物足りないな』と評価は低め。さらに今回は『やっぱりマイルかなぁ。距離も少し長いと思う』と終始ローテンションでしたね」(競馬記者)

 ここでは厳しい戦いを強いられることになりそうだ。

 上がり馬として注目されていたパラスアテナ(牝3、美浦・高柳瑞樹厩舎)は、武豊騎手から坂井瑠星騎手にスイッチして大一番を迎える。

 1番人気に支持されたラジオNIKKEI賞(G3)は4着と案外な結果に終わったものの、前走の紫苑S(G3)では10番人気の低評価を覆して2着と好走。秋華賞に歩を進めた。

「紫苑Sは休み明けということもあり、スタッフは『状態としてはいまひとつだったけど2着と結果を出してくれた』と満足げ。また『1度叩いたので気配は数段良くなった』と上積みがあると明かしてくれました。

 今回は京都の内回り2000mについて管理する高柳師は『条件は合っていると思います』と語り、『相手は強くなりますが、センスの良さを生かして好走を期待したい』と強気でしたね」(栗東関係者B)

 上位争いに食い込めるか?

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