JRA C.ルメールがコロナ禍を味方に賞金“荒稼ぎ”!? ジャパンC(G1)アーモンドアイで「大記録」更新も視野に

JRAは21日からの3日間開催を終えて、今年の競馬も残り5週間となった。年末までに行われるG1レースは6つ。29日には、3頭の3冠馬が顔をそろえたジャパンC(G1)が開催される。
注目は、このレースで現役最後を迎えるアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。もちろん鞍上はC.ルメール騎手が務める。
アーモンドアイは前走の天皇賞・秋(G1)を制し、国内外の総獲得賞金を歴代4位の16億1202万9900円とした。もしジャパンCを勝って、さらに3億円を上積みすれば、その額は19億円を超え、キタサンブラック(18億7684万3000円)を抜き、歴代1位に上り詰める。
獲得賞金額で“歴代1位”が見えているのは相棒のルメール騎手も同じ。ただしこちらは自身が持つ年間の獲得賞金額だ。22日のマイルCS(G1)でも1億3000万円を獲得するなど、今年の総獲得賞金額はすでに38億3088万円に達している。
2年前に自身が樹立したJRAの年間記録は46億6023万5000円。ジャパンCで3億円を上乗せすれば、41億円を超える。有馬記念までG1レースを5つ残していることを鑑みれば、2年前の記録更新は十分可能だろう。
「ルメール騎手は秋競馬になってから凄まじい勢いで賞金を稼いでいます。今年9月までの獲得賞金は約26億円で、1か月平均にすると約3億円弱でした。それが10月になるとペースアップ。2か月足らずで約12億円を獲得しており、1か月平均で6億円超という計算です。
スプリンターズS(G1)に始まり、この秋はG1レースに6回騎乗して、4勝、2着1回ですからね。他の騎手はまさにお手上げ状態です。今年はコロナ禍もあって特にいい馬がルメール騎手に集まっていますし……」(競馬誌ライター)
今年はJRAに限らず、新型コロナウイルスの感染拡大で国内の様々な業種が影響を受け、スポーツ界は大打撃を受けた。そんななかJRAは感染対策をしっかり施し、騎手や厩舎関係者はこれまで一人も陽性判定を受けていない。
また、長く無観客開催が続いたが、インターネット投票の普及などもあって、馬券の売り上げが落ち込むという事態も避けることができた。

ルメール騎手もコロナ禍を味方につけた一人だ。例年なら秋のG1シーズンには多くの有力外国人騎手が来日して、有力馬に騎乗する。昨年のジャパンCを思い出すと、出走馬のレベルは決して高くなかったが、C.スミヨン、L.デットーリ、R.ムーア、O.マーフィーなど豪華な外国人騎手が府中に集結した。
それが今年はコロナ禍の影響で、有力馬はすべてルメール騎手に集まり、凄腕の外国人騎手も不在。ルメール騎手の独壇場が続いている。来週のチャンピオンズC(G1)でも上位人気が予想されるカフェファラオに騎乗するなど、有馬記念までほとんどのG1レースで有力馬に騎乗するだろう。
ルメール騎手が自身の記録を更新するには、残り約1か月間で8億円超の賞金を稼ぐ必要がある。まずはアーモンドアイで有終の美を飾り、3億円を上積みしたいところだ。
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