真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.01.10 06:00
JRAシンザン記念(G3)中京マイル「複勝率100%」騎手が降板の危機超えて戴冠へ!? 「激アツ情報」で意外な穴馬の勝負気配が明らかに
文=ハナビ杉崎
「▲」はククナ(牝3歳、栗東・栗田徹厩舎)だ。
デビューから3戦続けて、上がり最速をマーク。確実に切れる終いの脚は魅力的だ。ソダシの2着に敗れたアルテミスSもスムーズに抜け出せば、タイム差も詰まっていたかもしれない。外すわけにはいかないだろう。
「陣営は翌日に中山で行われる牝馬限定のフェアリーS(G3)も考えていたようですが、牡馬混合のシンザン記念に出走することを決断しました。中京コースの方が力通りの決着になりやすいというのが理由とのこと。最終追い切りは動き、時計ともに申し分ありませんでしたし、牡馬相手でも好走するのではないでしょうか」(競馬記者)
ただ、中京芝コースが前残り傾向ということだけが不安。展開が向かずに敗れる可能性を捨てきれないため、3番手評価とする。
「△」はレゾンドゥスリール(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
メンバー唯一のキャリア1戦馬。無敗でまだ底を見せていないだけに、押さえておかないわけにはいかないだろう。
「母(ローブティサージュ)は厩舎の創成期にG1を勝ってくれたゆかりの馬です。ハーツクライ産駒にしては完成度が高く、デビュー戦は出入りのある展開でしたが、動じることなく勝ち切ってくれました。母系のウォーエンブレムが気性の難しさを持っていますが、この馬は今のところ問題なさそうですね。川田将雅騎手も手応えを感じているようなので、重賞でも期待したいですね」(厩舎関係者)
懸念材料に最終追い切りで後れを取ったということが挙げられる。陣営からは完成度が高いという話だが、ハーツクライ産駒ということで良くなるのはまだ先という可能性もある。それでも、あっさり勝っても驚けない存在ということに変わりはない。
PICK UP
Ranking
5:30更新- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
- お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
関連記事
JRA武豊腰痛で3日間開催「騎乗断念」……。シンザン記念(G3)最多7勝ジョッキーから乗り替わりも、ダディーズビビッドは大歓迎!?
JRA須貝尚介厩舎「3本目の矢」はサリオス級? シンザン記念(G3)“ロケットスタート”厩舎が送り込むレゾンドゥスリールに数々の共通点
JRAシンザン記念(G3)ククナ次第で新たな“格言”誕生!? 前走“不利連発”で負けて強しも、「2着」が濃厚の可能性が……
JRAアーモンドアイらG1馬を多数輩出!出世レースは「ノーザンF」期待の良血ククナ&レゾンドゥスリールVS「実績上位」バスラットレオン【シンザン記念(G3)展望】
JRA武豊VS識者「菊花賞」論争再び!? デアリングタクトVSレイパパレ「初対決」は?「鞍上問題」ルメール嬉しい悲鳴! 新登場「女性騎手2人」 屈辱の「迷実況」から29年【週末GJ人気記事総まとめ】