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JRA「16番人気」3勝の荒れ放題に本命党は顔面蒼白!? 494万円のお宝馬券も飛び出した穴場で一攫千金を狙え!

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 昨年の秋はG1レースで10月上旬のスプリンターズSから11月下旬のジャパンCまで1番人気が7連勝したことで話題になった。当然ながら堅い決着も多く、本命党にとっては馬券を当てやすいレースが続いた。

 これに対し、悲鳴を上げていたのが上位人気馬に飛んで欲しいと願う穴党だろう。単勝1.4倍の断然人気クリソベリルが4着に敗れて、3連単の払戻が20万を超えたチャンピオンズC(G1)が唯一10万円超えした程度だった。

 それもそのはず、振り返れば障害G1を含めて1番人気が13戦11勝と、勝率にして84.6%では手も足も出なかったといっても過言ではない。

 ところが、年が変わって今年に入ると状況は一変する。

 ここまで7つの重賞レースが終了したが、3連単の配当はすべて万馬券。12番人気ケイデンスコールが激走した京都金杯(G3)では122万馬券と大波乱に終わった。日経新春杯(G2)でも人気を分け合った1番人気アドマイヤビルゴ、2番人気ヴェロックスが揃って惨敗。単勝万馬券の14番人気ツーエムアロンソが勝利した11日のWIN5では、史上最高配当となる4億8178万円まで出る有様だ。

 そして見逃せないのが、荒れたレースの大半が中京だったことだ。3連単の平均配当にしてみても先週から始まった小倉開催は約13万円、中山開催は18万円、これに対して中京開催は他場を遥かに凌ぐ26万円と一線を画している。個別のレースではなく”平均配当”だからこそ数字の見た目以上にその差は大きい。

 ではどうして中京開催はここまで荒れているのか……。

「京都競馬場の改修で代替開催となったことが最大の要因でしょう。中山や小倉は例年でもこの時期に開催されているため、ある程度は過去のデータも信頼できるのですが、中京開催は馬場傾向が全く読めないんです。いつもは京都開催だったレースが中京で代替開催されることで、過去のデータや傾向がまったく役に立たない印象です。

芝のレースにしても内しか伸びなかったと思いきや、急に外の差し馬が穴を開けだすなど展開も多彩となっています。猫の目のように変わるため、傾向が定まらないことも狙い撃ちができない原因となりつつあります」(競馬記者)

 だからといって荒れる中京を嘆いてばかりもいられない。何しろ京都競馬の休止期間は2023年3月まで予定されており、再開はまだ当分先のことである。2月7日の開催終了まで3週間の開催が残されており、少なくともそれまでは現在の中京と向き合う必要がある。

 特に鮮烈な印象を残したのは先週の開催だ。土曜の12R、日曜の3Rではフルゲート16頭立ての最低人気馬が激走した。その前にも9日の開催で1Rを16番人気が勝利したように、3頭とも単勝万馬券の超大穴だった。いずれも3連単は100万円超えの配当で、494万円も飛び出している。

 芝の傾向が読みにくいイメージとは裏腹に、実は大荒れした3レースいずれもがダート条件という意外な結果。うち2頭が北海道のサマーセール出身で1頭はJRAブリーズアップセールの出身である。

 しかも、不思議なことに16頭立てのレースを人気薄で勝利したのは単勝100倍超の最低人気馬しかおらず、【3.0.0.24/27】と勝率は11.1%となかなかの好成績。勝てば万馬券なだけに、10回に1回拾えるなら十分に元が取れる計算だ。

 まあこれもあくまで結果論での仮説に過ぎないため、試してみる分には「馬券は自己責任」で……。

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