元JRA藤田伸二氏「何しとんねん!」大本命・武豊インティ潰した岩田望来の”不可解騎乗”に激怒……東海S(G2)ハイペース演出で玉砕
24日、中京競馬場で行われた東海S(G2)は、2番人気のオーヴェルニュ(牡5歳、栗東・西村真幸厩舎)が勝利。3連勝で重賞初制覇を果たし、2月のフェブラリーS(G1)への優先出走権を掴み取った。
「ペースが速くなったことで(折り合いが付きやすいので)楽に運べた」と勝因を語った川田将雅騎手は、これが今年2勝目。リーディング2位だった昨年の活躍を思えば、まだまだ本調子ではないが、この重賞勝利で流れが変わるかもしれない。
一方、単勝2.0倍という圧倒的な1番人気に推されながら12着に大敗したのが、武豊騎手のインティ(牡7歳、栗東・野中賢二厩舎)だ。
15頭立てダート1800mのレース。好スタートからハナを主張したインティだったが、外からケイアイパープルが食い下がると、内からダイシンインディーの岩田望来騎手が出ムチを入れて抵抗。これでペースが一気に速くなった。
向正面に入って何とかハナを奪い切ったインティだったが、1000m通過は59.2秒のハイペース。最後の直線入り口では早くも後続に並びかけられ、ほぼ無抵抗のまま馬群に沈んだ。
レース後、武豊騎手は「展開が厳しかったね。1、2コーナーで競られてリズムに乗れなかった」と厳しく競られた展開を敗因に挙げると「でも、少し止まりすぎだな。波がありますね」とインティに注文を付ける他なかった。
「前走のチャンピオンズC(G1)は上手く2番手から折り合ったんですが、今回はスタートしてすぐに内と外から挟まれる厳しい展開……1コーナーの入り口では、インティが頭を上げてエキサイトするシーンもありました。結果的には、これでほぼ終わってしまいましたね。
チャンピオンズCは10番人気でしたが、今回は単勝2.0倍の大本命。楽に逃がしてもらえない展開は武豊騎手もある程度覚悟していたかもしれませんが、かなり執拗にマークされた印象です。次走のフェブラリーSに大きな不安が残る内容になりました」(競馬記者)
この結果に不満を露にしたのが、元JRA騎手の藤田伸二氏だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA武豊&アンカツレジェンド対談『アーモンドアイに勝てる馬』ウイニング競馬「痛恨の誤報」藤田伸二氏「一刀両断」騎手が重賞初勝利 横山典に遺恨勃発の危機!? クロフネ天に召される【週末GJ人気記事総まとめ】
藤田伸二氏JRAの”隠蔽工作”を暴露!? 「中竹厩舎や!なんで発表しない?」新型コロナウイルス感染者”非公開”に疑問……
元JRA藤田伸二氏「団野が悪い」一刀両断も大先輩からエール……日経新春杯(G2)団野大成デビュー3年目の重賞初制覇に立ち塞がった「苦難」と「屈辱」
元JRA藤田伸二氏「置いてきぼり」大塚騎手に同情……木村哲也調教師のパワハラ問題に「本人はあまりピンと来てない」
元JRA騎手・藤田伸二「俺に似てて好きだ」藤田菜七子世代のアノ騎手に「ラブコール」も、2年連続ワーストで大先輩には程遠い現状……