
藤田伸二氏JRAの”隠蔽工作”を暴露!? 「中竹厩舎や!なんで発表しない?」新型コロナウイルス感染者”非公開”に疑問……
21日、元JRA騎手の藤田伸二氏がTwitterを更新。先日、JRAが栗東トレーニングセンターに勤務する厩舎従業員が新型コロナウイルスに感染したことを発表した際、その所属厩舎が公開されなかったことについて疑問を呈し、自ら暴露したことが話題を呼んでいる。
JRAは19日に2名、20日はさらに1名の感染者が出たことを発表し、各競馬メディアも現在は隔離の上、療養措置が取られていることを報じている。しかし、感染した厩舎従業員については同一の厩舎であることだけが公開され、どの厩舎に所属しているのかは非公開で足並みが揃っている。
そんな状況に疑問を呈したのが藤田氏だ。藤田氏は自身の公式Twitterで新型コロナウイルスに感染した厩舎従業員3名の所属が「中竹厩舎や!」と暴露。さらに「なんで関西は発表しないんかの?」と所属厩舎が公表されていない今回の発表に疑問を呈している。
「昨年11月に、関東の美浦トレセンに勤務する厩舎従業員が新型コロナウイルスに感染した際は、発表と同時に所属が根本康広厩舎であることも公開されていました。また、発表があった週末に出走予定だった根本厩舎の馬も『出走に支障がないよう措置を講じる』と発表があった上で無事に出走しました。
そういった経緯があるからこそ、藤田さんが今回の発表で所属厩舎が公開されなかったことについて疑問を持つことは、ある意味当然だと思いますね。
一時は『感染者=悪者』といったような意見がありましたが、最近は気を付けている人でも感染してしまうこともあって、そんな風潮もなくなっています。その上で、所属厩舎さえ公開されていないことに疑問を持っている人は、藤田さんに限らず少なくないと思いますよ」(競馬記者)
今回、藤田氏から厩舎従業員3名の所属が中竹厩舎であると暴露されたことには少なからず衝撃があったようだが、ネット上の競馬ファンからは「よく言ってくれた」「これは前向きな暴露」「さすが藤田伸二」といった概ね好意的な意見が相次いでいる。
また、藤田氏は「騎手も毎週PCR検査してるのか? 思いきやしてない」といった事情もツイート。こちらも今後、何らかの波紋を生むかもしれない。
「競馬会はもっと徹底すべき」
そう、警鐘を鳴らしている藤田氏。なお、中竹厩舎からは今週末4頭の馬が出走を予定しているが、JRAから前回同様『出走に支障がないよう措置を講じる』などの発表があってもよかったのかもしれない。
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