GJ > 競馬ニュース > 川田将雅「白旗」の怪物きさらぎ賞へ  > 2ページ目
NEW

JRA川田将雅「勝った馬が強かった」と白旗を上げた「真の怪物」がきさらぎ賞(G3)へ。「コントレイル」に次ぐ超時計6馬身差圧勝ボーデンが敗れた「相手」とは

【この記事のキーワード】,

 ディオスバリエンテの母ディアデラノビアは、エピファネイアやサートゥルナーリアを輩出したシーザリオと同世代の活躍馬。しかし、シーザリオが日米オークスを制したのは対照的に、G1制覇を成し遂げることはできなかった。

 その夢は子供たちへ託され、これまでオープンでの活躍馬も数多く輩出してきたディアデラノビア。府中牝馬S(G2)はじめ重賞3勝のディアデラマドレ、京都大賞典(G2)と京都2歳S(G3)を制したドレッドノータスなどをターフへと送り込んだが、母と同じくG1を勝利した馬はこれまでにいない。

 しかし、ディオスバリエンテには、これまでの産駒以上に「G1制覇」の期待が高まる。

「アーモンドアイまで活躍馬が出なかったフサイチパンドラ(父サンデーサイレンス)ですが、父にロードカナロアを迎え芝G1・9勝という大偉業を成し遂げています。ディアデラノビアも同世代に活躍したサンデーサイレンス産駒ですから、ロードカナロアで覚醒するかもしれませんよ」(競馬記者)

 アーモンドアイの母フサイチパンドラは2006年のエリザベス女王杯(G1)を制覇。その時に0.1秒差の3着と惜しくも涙を飲んだのが、ディオスバリエンテの母ディアデラノビアだった。

 ディオスバリエンテは、ディアデラノビアに初めてロードカナロアを配し生まれた仔で、アーモンドアイと同じく母父サンデーサイレンスを持つ。これまで1勝するのがやっとという成績だったフサイチパンドラの仔が歴史的名牝となったように、ディオスバリエンテも大きな可能性を秘めているといえるだろう。

 母が手にできなかったG1勝利。ディオスバリエンテなら、その夢を掴めるのかもしれない。

JRA川田将雅「勝った馬が強かった」と白旗を上げた「真の怪物」がきさらぎ賞(G3)へ。「コントレイル」に次ぐ超時計6馬身差圧勝ボーデンが敗れた「相手」とはのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 【朝日杯FS(G1)展望】武豊、ドウデュース以来の戴冠へ無敗の大物とタッグ! 北村友一×バゴ産駒の逸材で第2のクロノ旋風に期待