JRA「屈辱」オーソリティがヴェロックス以下の低評価!? 東京2400m「レコード勝ち」アルゼンチン共和国杯(G2)で古馬撃破が軽視される理由とは

低評価を覆すことが出来るだろうか。
20日、東京競馬場でダイヤモンドS(G3)が開催される。3000m超の平地重賞は3歳限定の菊花賞(G1)を除けば、年にわずか4回しかない。そのため、フルゲート16頭に対して19頭のスタミナ自慢が集結した。
ダイヤモンドSは長距離重賞の中で唯一のハンデ戦という特徴がある。
15日に発表されたハンデは最重量が57,5キロ、最軽量が51キロと6.5キロもの開きがあり、どの馬にもチャンスがありそうだ。
その中で1番人気が予想されるオーソリティ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)は56キロの斤量を背負うことになった。
父オルフェーヴル、母ロザリンド(母父シンボリクリスエス、母母シーザリオ)という良血馬のオーソリティ。昨年の青葉賞(G2)をレコード勝ちするも、レース後に骨折が判明して日本ダービー(G1)を見送った。
秋は復帰初戦のアルゼンチン共和国杯(G2)で古馬を撃破。次走の有馬記念(G1)は14着に敗れたが、4歳牡馬でトップクラスの実力馬であることに違いないだろう。
だが、ダイヤモンドSで背負うハンデ56キロは、過小評価と言えそうだ。

トップハンデの57.5キロが課せられるパフォーマプロミスは重賞3勝馬。実績最上位のため、納得の内容である。
しかし、同じ56キロの出走予定馬はメイショウテンゲンとボスジラの2頭。19年の弥生賞(G2)を制したメイショウテンゲンは昨年のダイヤモンドSで2着、阪神大賞典(G2)で3着と長距離実績がある。だが、単純な重賞勝利数ではオーソリティの方が上。さらに、ボスジラに至っては重賞未勝利馬だ。
また、重賞勝ち鞍が19年の中日新聞杯(G3)のみのサトノガーネットが55キロ。セックスアローワンスの2キロを考慮すれば、オーソリティより1キロ重い評価ということになる。
G2を2勝しているオーソリティが56キロということは、軽視されているという見方ができるだろう。
だが、妥当という見解もあるようだ。
「昨年の同時期に行われた小倉大賞典(G3)に出走したヴェロックスのハンデは57キロでした。重賞未勝利馬ですが、クラシックですべて3着以内ということが評価されたのだと思います。
対して、オーソリティはホープフルS(G1)で5着、有馬記念で14着とG1で結果を残していません。これが評価されていない理由かもしれませんね」(競馬記者)
ただ、オーソリティにとってハンデが軽いのはプラス。ダイヤモンドSを圧勝して、実力を証明することに期待したい。
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