GJ > 競馬ニュース > フェブラリーS 鬼の居ぬ間に再び!?
NEW

JRAフェブラリーS(G1)同日「裏舞台」から約1年。チュウワウィザード、クリソベリル…… 鬼の居ぬ間に「あの騎手」が再び!?

JRAフェブラリーS(G1)同日「裏舞台」から約1年。チュウワウィザード、クリソベリル…… 鬼の居ぬ間に「あの騎手」が再び!?の画像1

 21日、東京競馬場で行われるダート1600m戦、フェブラリーS(G1)。昨年のチャンピオンズC(G1)に比べメンバーは劣るものの、混戦模様で馬券的には面白いレースとなりそうだ。

 昨年のチャンピオンズCで、1番人気で4着に敗れたクリソベリルは故障により休養中。2着ゴールドドリームは同レースを最後に、現役を引退している。

 勝利したチュウワウィザードは、1着賞金約10億円のサウジカップに選出。招待を受諾しており、2月20日の同レースに戸崎圭太騎手で出走予定だ。

 昨年のフェブラリーSも有力馬の回避が目立ち、有力馬であったゴールドドリーム、クリソベリルが共にサウジカップへ出走。コパノキッキングも「来年は世界の1200mを目指す」という理由から回避し、混戦必至のメンバー構成となっていた。

 そんな大混戦を物語るように、7歳馬のケイティブレイブ(16番人気)が2着に入り波乱の決着。今年も一筋縄では収まらないかもしれない。

JRAフェブラリーS(G1)同日「裏舞台」から約1年。チュウワウィザード、クリソベリル…… 鬼の居ぬ間に「あの騎手」が再び!?の画像2

 注目したいのは、8歳馬のエアスピネル。鞍上は、鮫島克駿騎手だ。

 昨年のチャンピオンズCでは、カフェファラオと同タイムの7着。騎乗した福永祐一騎手は「(ダート1800mより)マイルの方がいい感じがします」とコメントしており、距離短縮はプラスとなりそう。2走前の武蔵野S(G3)はハイペースの追い込み決着となったが、早め抜け出しで唯一、馬券圏内に残ったのがエアスピネル。負けて強しの内容だったことからも、この舞台への適性は高そうだ。

『netkeiba.com』の予想オッズでは、カフェファラオが1番人気に対しエアスピネルが11番人気。カフェファラオは東京ダート1600mで無敗という点が評価されてのものだろうが、それならばチャンピオンズCで同タイムだったエアスピネルも侮れない。

 フェブラリーSでダート5戦目となるエアスピネルだが、間隔を開けた方がいいタイプなのか、ダートに転戦後はフレッシュな状態でしか好走していない。

 1年間の休み明けであったプロキオンS(G3)で2着、3カ月のリフレッシュ放牧明けだった武蔵野Sで好走。間隔を詰めて使った、エルムS(G3)、チャンピオンズCの2走は、ともに7着と敗戦を喫している。

 今回は、約2カ月半ぶりの出走。根岸S(G3)の上位2頭、レッドルゼル、ワンダーリーデルにもプロキオンSでは先着しており、人気ほどの力差はないだろう。

 エアスピネルに騎乗する鮫島駿騎手は、昨年はフェブラリーS同日に裏の小倉大賞典(G3)に騎乗。単勝18.1倍のカデナで、重賞初制覇を飾っている。

 それから約1年が経ち、表舞台でのチャンスを手にした鮫島駿騎手。今年はフェブラリーSで、人馬初となる悲願の初G1制覇に期待したい。

JRAフェブラリーS(G1)同日「裏舞台」から約1年。チュウワウィザード、クリソベリル…… 鬼の居ぬ間に「あの騎手」が再び!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆