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JRA「三つ巴」冬でも熱い小倉リーディング争いに異変!? 三者三様のストロングポイントが馬券攻略のカギ、「大逆転」狙う絶好調のダークホースを見逃すな

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 ところが先週27日の小倉7R(1勝クラス・芝2000m)、6番人気サンライズヘルメスに騎乗した鮫島駿騎手だけは違っていた。道中は馬場が荒れたインコースを避けて進みながら、最終4角はあえてガラ空きのインを強襲。追走する他馬を尻目に1着をもぎ取ったのだ。

 この技ありの騎乗から「現在の小倉の芝の状態を、誰よりも知っているのでは?」と思わせた鮫島駿騎手。馬場読みに巧みな若武者が、最終週の荒れた芝コースをどのように攻略するのかにも注目したい。

 最後は、大マクリが決まれば逆転リーディングの目もある菅原騎手。土曜8鞍、日曜7鞍で計15レースの騎乗が決まっている。

 冬の小倉開催で挙げた10勝のうち、ダートのレースが2勝に対し、芝のレースは8勝と、得意不得意が極端な傾向。本人も知ってか知らずか、騎乗を予定している15レースのうち、11レースが芝コースというのは好材料だ。得意の芝でいくつ勝ち星を上乗せすることができるかが、リーディング逆転のカギとなりそうだ。

 小倉開催の馬券を攻略するためにも、3人それぞれの特徴は把握しておいて損はない。リーディングの懸かる開催最終週だからこそ、いつも以上に力の入るリーディング争い。そんな「騎手心理」を読み取りながら、最終週の小倉開催にぜひとも注目してみたい。

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