真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.04.03 20:00

JRA C.ルメール「落馬タックル」もお咎めなし……武豊「騎乗停止の悪夢」アーモンドアイの7連勝止めた安田記念(G1)との違いは?
編集部
アーモンドアイが14番、ダノンプレミアムが15番と最有力馬が並んでスタートを迎えた2019年春のマイル王決定戦。しかし発馬直後、さらに外にいた16番ロジクライが急に内側へ斜行したため、アーモンドアイら4頭が大きな不利を受けたのだ。
この結果、アーモンドアイの連勝は7でストップ。ダノンプレミアムに至っては最下位でゴールした直後、川田将雅騎手が下馬するシーンも見受けられた。一方、ロジクライの鞍上・武豊騎手には開催1日の騎乗停止処分が下り、「申し訳ないです」と謝罪する後味の悪いレースとなってしまった。
「厳密に言えば、あの時の安田記念のロジクライは発馬から2、3完歩目の斜行。今回のルメール騎手の件は、不可抗力の要素が強いスタート直後の1完歩目の斜行でした。
ただ、安田記念のケースは4頭が被害馬となりましたが、落馬はなく全馬完走しています。一方で今回の被害馬は1頭だけでしたが、大野騎手が落馬していることからも単純な比較はできないと思いますね。
判断の詳細はJRAの裁決委員にしかわかりませんが、ルメール騎手が武豊騎手と同じように開催1日、もしくは落馬を重く見て2日間の騎乗停止になっても不思議ではなかったと思います」(別の記者)
もしルメール騎手が2日間の騎乗停止になっていれば、皐月賞(G1)は参戦不可だった。騎乗予定だったホープフルS(G1)2着馬オーソクレース陣営にとっても事なきを得たことになる。
「道中、ハミを取ったけど、休み明けの分かな……」
この日のメイン・ダービ卿チャレンジT(G3)では2番人気のルフトシュトロームに騎乗したものの、見せ場なく13着に大敗したルメール騎手。勝ち星は1Rで挙げた1勝だけと、どこか冴えない1日だった。
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
JRA的場均「絶好調なら絶対に選ばなかった乗り方」淀に咲き、淀に散ったライスシャワー!天皇賞・春(G1)2年ぶり勝利も待ち受けていたのは……
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
関連記事
JRA 川田将雅「新コラム連載」に思う福永祐一の失敗談!? 「プラスより、リスクのほうが大きいと思います」日本人トップ騎手が語った覚悟
JRA C.ルメールついに重賞「9連敗」の大不振!? 大阪杯(G1)グランアレグリアに暗雲…… 大本命馬で3連敗の泥沼から脱出なるか
JRA C.ルメール「痛恨」選択ミス!? 高松宮記念(G1)捨ててまで選んだ「怪物」が急ブレーキでレシステンシアとの明暗クッキリ
JRA C.ルメール「アーモンドアイのブルゾン」の“奇跡”に絶賛の声!「弱い者イジメ」と批判された「謎」のヴィクトリアマイル出走が感動補完
JRA C.ルメール騎手も惚れ込む逸材グレートマジシャン、毎日杯(G3)期待の良血からついに「本物」が誕生!?