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JRA【中山グランドジャンプ(G1)展望】史上最強オジュウチョウサンの「6連覇」か、新王者メイショウダッサイの「政権交代」か。頂上決戦ついに開幕!

JRA【中山グランドジャンプ(G1)展望】史上最強オジュウチョウサンの「6連覇」か、新王者メイショウダッサイの「政権交代」か。頂上決戦ついに開幕!の画像1

 皐月賞(G1)の前日、17日(土)には春の障害王決定戦・中山グランドジャンプ(G1)が開催される。

 過去2年は、単勝1.1倍という断然人気に応えてきたオジュウチョウサン(牡10歳、美浦・和田正一郎厩舎)。このレース6連覇に期待が懸かるが、今年は絶対的な存在とまでは言えない。

 2016年の中山GJで重賞初制覇を果たし、昨年5連覇を飾るまで、障害レースでは13連勝と他を圧倒してきたオジュウチョウサン。途中2度にわたって平地にも挑戦し、18年の有馬記念(G1)では武豊騎手を背に9着という結果も残した。

 障害での連勝が13で止まったのは、昨年11月の京都ジャンプS(G3)。6頭立てで、80.4%という圧倒的支持を集め、単勝オッズは1.1倍。誰もが圧勝を疑わなかったが、まさかの3着という結果に終わった。

 レース後、パートナーの石神深一騎手は、「最後の障害で脚をぶつけてしまって馬の気持ちがとぎれてしまった」とコメント。しかし、道中の手応えから、そのアクシデントがなくても勝ち切れていたかどうかは微妙なところ。逃げるタガノエスプレッソをマークする形で2番手を追走したが、勝ち馬を捕らえきれなかっただけでなく、最後はブライトクォーツにも差されてしまった。障害レースでは実に4年8か月ぶりという黒星、しかも3着という結果に陣営のショックも大きかったはずだ。

 10歳となり、今回は5か月ぶりの実戦を迎えるが、中間は元気いっぱい。7日には美浦南Wで67秒7-12秒5をマーク。直線気合をつけられると僚馬にあっさり先着し、前走の懸念を払拭してみせた。6連覇を達成し、再び絶対王者として君臨できるだろうか。

 オジュウチョウサンが旧王者なら、昨年末の中山大障害(G1)を制したメイショウダッサイ(牡8歳、栗東・飯田祐史厩舎)は新王者といえる存在だ。

 3年前の5歳夏に障害に転向。最初の2戦は着外に敗れたが、3戦目で勝ち上がると、そこから14戦連続で3着以内と堅実に走ってきた。

 昨秋の東京ハイジャンプ(G2)で重賞2勝目を飾り、オジュウチョウサン不在で迎えた続く中山大障害では1番人気に応え、見事G1初制覇。2020年の最優秀障害馬にも輝いた。

 年明け初戦の阪神スプリングジャンプ(G2)では2着に1秒1差をつける完勝を収めるなど、今がまさに全盛期か。オジュウチョウサンとは1年ぶり2度目の対戦となるが、勝って“政権交代”を印象付けたい。

 鞍上は、障害転向後は全てのレースで手綱を取る森一馬騎手。中山GJは過去6戦して「0-1-2-3」だが、19年から3着、2着と着順を上げており、今年は勝つ番だ。

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