GJ > 競馬ニュース > エアスピネル京都金杯制覇
NEW

エアスピネルと武豊騎手が京都金杯(G3)で今年初笑い!”自分探しの旅”を終えた世代屈指の大器が、主役不在のマイル界に「新王者」として大きく名乗り!

【この記事のキーワード】, ,
easupineruda-bi-.jpgエアスピネル(競馬つらつらより)

 負けられない勝負を勝ち切ったことは、本当に大きい。

 将来を羨望されながらも勝ち切れなかった”この馬”だからこそ、その「意味」は競馬界に一際大きな光を放ったと述べても過言ではないだろう。

 5日に京都競馬場で開催された京都金杯(G3)は、単勝1.8倍という圧倒的な1番人気に推されたエアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)が快勝した。

 エアスピネルと同世代で、マイル路線で着実に力を付けてきたアストラエンブレム。トップハンデながらマイルG1で何度も馬券圏内を確保しているフィエロ。キャピタルS(OP)を3馬身差で圧勝してきたブラックムーンなど、多士済々なメンバーが集った今年の京都金杯。一年の計を占うに相応しい好レースが期待されていた。

 晴天の中、良馬場で行なわれたレースは全馬がほぼそろったスタートを切り、最初にハナを主張したのは人気薄のペイシャフェリスだった。外からマイネルハニーが続き、アルマディヴァンが先団を形成する。

 エアスピネルはそれらを見るような形で好位に取り付いたが、スタートから出して行った分、やや引っかかり気味だった。ハナ争いが激化したため、スタートして600mは33.9秒とやや速いペース。1000m通過も57.6秒と、持久戦の色合いを濃くして最後の直線へ。

 逃げ粘るペイシャフェリスを交わしてマイネルハニーが先頭に立つが、ハンデ戦らしくどの馬にもチャンスがありそうな展開。エアスピネルは先頭集団の外に取り付く、絶好のポジションを確保していた。

 満を持す形で武豊騎手がスパートをかけると、あっという間にマイネルハニーを捕えて先頭へ。残り200mを切り、約1年ぶりの勝利は完勝かと思われたが、馬群を抜け出してきたブラックスピネルが強襲。2頭が並んだところがゴールだった。

「もっと弾けると思った」

エアスピネルと武豊騎手が京都金杯(G3)で今年初笑い!”自分探しの旅”を終えた世代屈指の大器が、主役不在のマイル界に「新王者」として大きく名乗り!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客