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「競馬界のアイドル」にまさかのスキャンダル発覚!? 競馬ファンにとっては「ガッキー結婚」以上の衝撃……、オークス(G1)前に賛否の声

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 23日、東京競馬場で開催される3歳牝馬のクラシック・オークス(G1)。白毛のアイドル・ソダシの牝馬無敗二冠に大きな注目が集まっているが、競馬ファンの「アイドル的存在」ともいえるあの人にスキャンダルが発覚した。

 詳細については本記事をご覧いただきたいが、19日に『週刊文春』が報じた記事によると、会計ソフト「勘定奉行」などで知られる「オービック」の代表取締役会長・野田順弘氏(82)と、妻で取締役相談役のみづき氏(86)が、千葉県鴨川市にある私立総合病院に割り当てられた医療従事者枠のコロナウイルス・ワクチンを4月に接種していたことがわかった。野田夫妻が接種した時点で、同病院の医療従事者の接種は完了していなかったとのこと。

 野田夫妻といえば、競馬ファンにとっても有名なオーナー夫妻だ。なぜなら夫の野田順弘氏は「ダノン」の冠名で知られる株式会社ダノックスの代表、妻のみづき氏は「ミッキー」の冠名でミッキーアイル、ミッキークイーン、ミッキーロケットがG1レースを勝利しているように馴染みがあるからだ。

 星野源さん、新垣結衣さんの結婚は、ファンに大きな衝撃を与えたが、一部の競馬ファンから「みづきちゃん」の愛称で親しまれている野田みづき氏のスキャンダル発覚は別の意味で残念な報せとなった。

 長者番付にも名を連ねる“上級国民”への優遇措置とも受け取られかねない今回の一件には賛否両論があるが、当該病院は「野田ご夫妻には設立当初から理事にもなっていただき、以来個人として寄付をいただき何とか経営が成り立っています」と、密接な関係を説明。「ご夫妻の年齢を考慮し、早めのワクチン接種は不可欠と判断しました」とし、「当院職員の接種希望者全員分のワクチン確保の目途が立った上で、余剰分を使用しています。当院配布分の『対象となる医療従事者等』の枠を使用しました」(本記事より一部引用)と回答している。

 確かにオーナー夫妻は高齢でもあり、病院の経営にも多大な貢献をしてきた経緯もあった。「病院側の判断もわからなくはない」「長生きしてもらいたい夫妻」「高額納税者だし優遇されても……」といった寛容な意見も出ていた一方で、ワクチン接種を待つ人間もまだまだ多い現実からも、病院側の措置は是非を問われることになりそうだ。

 そんなデリケートな話題とは裏腹に、何かあれば「サイン馬券」に繋がらないかと考えてしまうのが競馬ファンの悪い癖でもある。

 春の天皇賞(G1)では、持続化給付金の不正受給疑惑で渦中の人となった大阪の税理士の所有馬が優勝。オークスでもダノックスやミッキーの馬が出走を予定していればサインとなるかもしれなかったが該当する馬の出走はなかった。

 残念ながら他のサインを探すしかないようだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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