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2021.07.11 14:00
JRA【中京記念(G3)展望】夏の小倉に“強力牝馬”が集結!3連勝中「上がり馬」ロータスランド、「完全復活」ディアンドルに「良血」クラヴェルも!対する牡馬勢は……
編集部
横山典弘騎手が騎乗予定のクラヴェル(牝4歳、栗東・安田翔伍厩舎)にもチャンスがある。
前走は、格上挑戦で臨んだマーメイドS(G3)。51kgの軽ハンデも手伝って、直線大外を豪快に追い込んだが、逃げたシャムロックヒルにクビ差届かなかった。
その脚質から小回りの小倉はベストではないが、祖母はG1で何度も好走し、重賞通算3勝のディアデラノビア、母のディアデラマドレも重賞を3勝し、エリザベス女王杯(G1)で3着の実績がある。
引き続き手綱を取る横山典騎手は、昨年重賞7勝を挙げた53歳の大ベテラン。今年は重賞で22戦して、まだ勝利がない。1995年からの連続重賞勝利を「22年」に伸ばすことはできるだろうか。
アンドラステ(牝5歳、栗東・中内田充正厩舎)も、いつ重賞を勝ってもおかしくない実力馬だ。
半年ぶりの実戦となった前走のマーメイドSは、中団前目から早めに進出。最後は久々の分、伸びきれなかったが、それでも4着とまずまず。今回は川田将雅騎手に乗り替わって、前走以上のパフォーマンスを発揮できるか。
牡馬勢の筆頭格はボッケリーニ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。昨年12月の中日新聞杯(G3)を制し、続く小倉大賞典でも2着に好走。久々となるマイル戦で重賞2勝目を狙う。
この他には、今年の東京新聞杯(G3)とダービー卿CT(G3)で連続2着に好走したカテドラル(牡6歳、栗東・池添学厩舎)、昨年のこのレースを18番人気で制したメイケイダイハード(牡6歳、栗東・中竹和也厩舎)などが出走を予定している。
小倉の高速馬場を味方につけ、先頭でゴールを駆け抜けるのは果たしてどの馬になるのか。今年の中京記念は18日15時35分に発走を予定している。
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