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2021.07.21 18:00

JRA 「半数以下」競馬界で始まったワクチン接種が一向に進まない? 若手騎手にはアクシデント発生、ジョッキーたちの「受けたくても受けられない」裏事情
文=高城陽
「週初めにワクチンを接種した小林脩斗騎手が、副反応によって肩が上がらなくなって水曜日の追い切りを急遽キャンセルする事態になったんです。週末までには回復してレースには影響がなかったですが、若い世代の方が副反応が出るとの事で、接種に対して後ろ向きな人が増えたと聞いてます」(同記者)
JRAとしても接種を促すなら、騎手のこういった事情にも何かしらの配慮が求められるところだろう。
トップクラスの騎手であれば、大きな心配はないかもしれないが、中堅や若手の場合は、自分が休んでいる間に他の騎手に回される事態は避けたいだろう。このような状況では、副反応でチャンスを逃がしたくない騎手がワクチン接種に積極的になれないのは当然ともいえる。
極論ではあるが、接種率を上げるには1週間でも開催を止めて、副反応のリスクを軽減した環境をJRAが用意するくらいでなければ、遅々として進まない現状の打開とはならないかもしれない。
勿論、その間の関係者への補償は必要とされるが……。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。
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