GJ > 競馬ニュース > 評価急落ジャパンCの「裏」  > 2ページ目
NEW

武豊も自画自賛!『世界のトップ100・G1レース』で評価急落のジャパンCの「裏」に競馬の世界最高機関の目をくらませた”ユタカマジック”の神髄

【この記事のキーワード】, ,

 キタサンブラックがレースをつくる逃げ馬であることは周知の事実だが、こういったタイプは、如何に自分が勝ちやすい流れに「レースをコントロールできるか」が非常に重要だといわれている。

 その上で昨年のジャパンCは前半の1000mが61.7秒。これは2年前や3年前よりも2秒以上遅いペースとなる。つまり、相対的なタイムや着差が評価されるIFHAの評価では、この時点で昨年のジャパンCが高い評価を得られないことは半ば決まったようなものだった。

 しかし、それはスタートから先頭を走っていた武豊騎手とキタサンブラックが、このスローペースを意図的に作りだし、終始レースを支配していたからこそ。それが最終的に、後続に2馬身半以上の差をつける快勝劇につながったということだ。

 そういった意味では昨年のジャパンCのレース評価が低いということは、後続に本来の力を発揮させなかった武豊騎手の技術、俗にいう”ユタカマジック”の効果の表れであり、いわば低い評価こそが逆に「勲章」といえるということだ。

 実際に武豊騎手もこのジャパンCに関して「1年で最高のレース」と自画自賛している。つまりそれだけ「思い通りにいった」ということなのだろう。

 また、昨年の日本で高い評価を受けた有馬記念と宝塚記念は、どちらもキタサンブラックが惜しくも敗れたレース。言い換えれば、この2戦は武豊騎手が完全に支配しきれなかったレースという見方もできるのではないだろうか。

 IFHAから高い国際評価を受けたレースが素晴らしいことは確かだが、逆に評価が低いからといっても一概に「つまらないレースだった」とは言えないところが、競馬の面白い所でもあるのだろう。

武豊も自画自賛!『世界のトップ100・G1レース』で評価急落のジャパンCの「裏」に競馬の世界最高機関の目をくらませた”ユタカマジック”の神髄のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA種牡馬フィエールマン「二軍スタート」の冷遇に疑問の声……実績はコントレイルに次ぐNo.2も問われる「3000m級」G1の価値
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!