GJ > 競馬ニュース > 武豊騎手3度目の“年男”
NEW

武豊騎手、現役3度目の”年男”「完全復活」へ鍵はクラシック級の相棒。前回は史上最強馬ディープインパクトとの運命的な出会い

【この記事のキーワード】, ,
takeyutaka2222.jpg

 かねてから「今年はこの馬で」と宣言していたエアスピネルとのコンビで年明けの京都金杯(G3)を制し、2017年を幸先の良いスタートを切った武豊騎手。酉年で48歳を迎える今年は現役3度目の”年男“となるそうだ。

 実は、以前に京都金杯を制したのは、2度目の年男となる12年前の2005年。ハットトリックとのコンビで重賞”初笑い”を収めており、そのハットトリックが同年のマイルCS(G1)と香港マイル(G1)を連勝したことは、エアスピネルにとっても心強い傾向といえるだろう。

 だが、それ以上の爆発を見せたのが武豊騎手本人だ。

 2005年は、輝かしい数々の記録を持つ武豊の30年を超える騎手人生を振り返っても「最も強い輝きを放った一年」だったのではないだろうか。

 自己最高記録の年間212勝は、まさしく前人未到の金字塔だ。当然JRAの最高記録であり、量だけでなくその質においても年間でG1・6勝を含む重賞23勝と充実。競馬関係者としては初めて、総合スポーツ誌『Number』(文藝春秋)の年間MVP賞を獲得している。

 その象徴となったのが、ディープインパクトとのクラシック3冠だろう。史上6頭目、無敗では史上2頭目となる牡馬クラシック3冠は、競馬界の枠組みを超えて社会現象にもなった。

 他にも高松宮記念(G1)をアドマイヤマックスで、秋華賞(G1)をエアスピネルの母エアメサイアで、ジャパンCダート(G1、現チャンピオンズC)をカネヒキリで勝つなどお手馬も充実。メイショウカイドウで小倉三冠(小倉大賞典、北九州記念、小倉記念)という珍記録を成し遂げたのもこの年だった。

武豊騎手、現役3度目の”年男”「完全復活」へ鍵はクラシック級の相棒。前回は史上最強馬ディープインパクトとの運命的な出会いのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  3. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  6. 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
  7. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  8. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  9. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  10. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶