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JRAソダシ「超えた」あと1ハロンの壁! クロフネが残した「負の遺産」を初めて克服……、悩める秋ローテで注目される須貝師の言葉

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ソダシ 撮影:Ruriko.I

 22日、札幌競馬場で行われた札幌記念(G2)は、3歳牝馬ソダシ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)がラヴズオンリーユーを撃破して勝利。無敗二冠を期待されながら、8着に敗れていた前走のオークス(G1)から巻き返しに成功した。

 昨年7月の札幌デビューから、無傷の5連勝で桜の女王へと駆け上がったソダシ。最大のライバルと目されたサトノレイナスが、日本ダービー(G1)に向かったこともあり、単勝オッズ1.9倍の圧倒的1番人気に推された。

 ステラリアから執拗に競られた影響もあってか、馬群で窮屈な競馬を強いられる誤算もあった。冷静さを欠いた白毛の女王は、頭を上げて折り合いを欠くシーンも……。スムーズなレース運びに失敗したことが、直線での失速に繋がったのかもしれない。

 その一方で、ファンから囁かれていたのが、父であるクロフネの産駒における距離不安だ。

 現役時代、クロフネ自身は芝2000mの毎日杯(G3)やダート2100mのジャパンCダート(G1・チャンピオンズCの前身)を圧勝しているように、一見何の問題もなさそうに思える。

 だが、その産駒に至っては2005年に初年度産駒がデビューして以降、平地重賞で距離が2000m以上のレースに出走したものの【0.7.8.117/132】と散々な成績。実に132連敗を喫していたのである。今年1月に他界した名馬も、ある意味では「負の遺産」を残していたといえるだろう。

 また、少し面白い傾向もある。

 距離不安を懸念されるクロフネ産駒だが、マイル戦だと【13.18.12.142/185】で勝率7.0%ともう一つに対し、芝1800m戦だと【11.10.2. 83/106】で勝率10.4%とむしろ悪くない。矛盾しているように思えるが、切れる脚を求められるマイル戦より、いい脚を長く使える特徴が生きる中距離という背景もありそうだ。

 とはいえ、1800mから2000mという残り1ハロン延長の壁は、やはり存在していたというべきだろう。

 ただ、札幌記念の勝利によってクロフネ産駒の芝2000m連敗に終止符を打ったソダシだが、これで距離延長に対する不安が全くなくなったという訳でもない。

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