GJ > 競馬ニュース > ソダシ 秋ローテで注目される須貝師の言葉  > 2ページ目
NEW

JRAソダシ「超えた」あと1ハロンの壁! クロフネが残した「負の遺産」を初めて克服……、悩める秋ローテで注目される須貝師の言葉

【この記事のキーワード】, ,

 ひとまずは、距離不安を払拭して秋華賞(G1)を目指せるようにはなったものの、問題はその次のローテーション。日程的に秋の天皇賞(G1)への参戦はないだろうが、それ以外にはエリザベス女王杯(G1)、ジャパンC(G1)なども候補に挙がるはず。

 となると、2000mからさらに1ハロン、もしくは2ハロン延長という現実が待ち受けている。依然として距離不安との戦いは続くと見た方がいいのではないか。

 そこで思い出されるのが、デビュー当時のソダシについて、管理する須貝師が評したコメントだ。

 ダートで活躍した母系のソダシは、血統的にどちらかというと芝よりもダート色が強いと考えられていた背景がある。須貝師が「夢を追うなら芝」ということで金子オーナーの了承をもらっての芝デビュー。「ダートと二刀流」も十分にあり得るだけに、芝に拘らなければ、選択肢はかなり広がるだろう。

 地方交流重賞やチャンピオンズC(G1)なども視野に入る。同レースはダート1800mと、好走条件にもピッタリ。ジャパンCや有馬記念を目指すよりは、ハードルも低そう。さらに、距離延長という課題を度外視すれば、マイル戦ということもあるか。

 いずれにしても、白毛のアイドルが歩む今後のローテーションは、注目の的になることは間違いない。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

JRAソダシ「超えた」あと1ハロンの壁! クロフネが残した「負の遺産」を初めて克服……、悩める秋ローテで注目される須貝師の言葉のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  3. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  4. パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
  5. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」