GJ > 競馬ニュース > 藤田伸二氏 最終週の“大外競馬”にぼやき…  > 2ページ目
NEW

元JRA藤田伸二氏「こんなの競馬じゃねぇよ」新潟記念(G3)最終週の“大外決着”にぼやき……「やっぱり見ていて面白くないわ」

【この記事のキーワード】, ,

 レースを見届け、開口一番「ワオ」とつぶやいた藤田氏。伏兵マイネルファンロンの激走にしばしの沈黙のあと、「やっぱり荒れたね。荒れたっていうかやっぱり見ていて面白くないわ。1000mの直線レースみたいに見えるよ……」と直線で各馬が横に広がったVTRを見た感想を率直に語った。

 続けて藤田氏は極端な外枠同士の決着に「こんなの競馬じゃねぇよ。俺に言わせたらな……」と吐き捨てた。

 勝ったマイネルファンロンについては「あれだけ外を回っていたら、(新潟記念は)2000mだけど、(鞍上の)ミルコ(デムーロ騎手)の馬の場合だったら、2200mくらい走っている計算になるし……。そこまでして外行きたいかっていうね……」と、外々を通らざるを得ない新潟の荒れ馬場に噛みついた。

「藤田さんの気持ちはよく分かります。元騎手目線だと、やはり『外を通ったもん勝ち』という極端な馬場は面白くないでしょうね。ただ、昨年も外に持ち出した外枠の馬で決着していますし、それを含めての予想ではあるのですが……」(競馬誌ライター)

 久々に“藤田節”が炸裂したこの日。最後は、10月3日のスプリンターズS(G1)デーに次回のライブ配信を行うことを予告。1時間近くに及んだこの日の配信を締めくくった。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

元JRA藤田伸二氏「こんなの競馬じゃねぇよ」新潟記念(G3)最終週の“大外決着”にぼやき……「やっぱり見ていて面白くないわ」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 有馬記念(G1)武豊とオジュウチョウサン「偉大なる挑戦」最終章……常識外れの11連勝、今世紀最強障害馬が示す「答え」は
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
  4. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  5. JRA藤沢和雄調教師「安田記念3頭回避」の謎。「ルメールLOVE」ではない狙いが?
  6. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  10. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情