
武豊騎手、福島県でトークショーを開催。明るい笑顔でファン安堵、また4月の福島牝馬S参戦も宣言!!

競馬界の顔として知られる武豊騎手が6日、福島市の中合福島店で開催されている、デビュー30周年を記念した「武豊展」でトークショーを行った。
この日もスタージョッキーを一目見ようと、大勢のファンが会場に詰めかけていた。武豊騎手は、地元メディアのアナウンサーや記者とともに、ディープインパクト、オグリキャップらの名馬を振り返り、さらに東日本大震災後にはじめて開催された春の福島競馬で騎乗した際の思い出を語った。
デビューして30年。人生の半分以上を騎手として生活しているものの「競馬に乗ることはずっと楽しい。まだまだうまくなりたいし騎手は天職」と笑顔を見せながら武豊騎手は語った。まさに”好きこそものの上手なれ”を体現している存在だ。そして最後に「4月8日に開幕する春の福島競馬を楽しみにしている。福島牝馬ステークス(4月22日)には乗りにくると約束します」と宣言。これにはファンからは歓声があがった。
武豊騎手はJRAのトップジョッキーながらも地方競馬にも積極的に参戦しており、昨年10月には史上初の地方全場重賞制覇し、さらに11月には地方ダートグレード競走通算100勝をも達成している。そのため、この地方参戦宣言もなんら不思議ではない。一部では「当日に乗る馬がいないのでは?」という声も上がっているが、武豊騎手ほどのネームバリューを持ってすれば、乗鞍を用意することなど容易いことに違いないだろう。
スマートな立ち振舞いで場を沸かせることができるスター性、短いながらも記事化しやすいコメントをそつなく出すマスコミ対応、そしてこれまでの実績などどれをとっても非がなく、「武豊騎手」が稀に見るスターであることを実感させられる。しかしだからこそ、競馬ファンたちはこれほど完成された存在に変わるものが出てくるのかを不安視しているのは間違いない。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは