真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.09 13:17

ブレスジャーニー骨折で柴田善臣騎手のクラシック制覇は幻に? ファンは大きな期待を抱いていたが……
編集部

昨年サウジアラビアC、東スポ2歳Sと重賞を2勝しクラシックの有力候補とされていたブレスジャーニー(牡3 美浦・本間厩舎)が9日、右トウ骨遠位端骨折したことがわかった。これにより、予定されていたスプリングSや、その後のクラシック戦線の参戦も絶望的となってしまった。
2歳時にはすでに皐月賞への切符を手にしているスワーヴリチャードやダンビュライトを下し、クラシックの筆頭候補といわれたブレスジャーニー。セリでの取引価格が300万円にも満たない同馬が高額馬を次々打ち負かしていく様に、競馬ファンも大きな期待を抱いていた。
本来であれば先週の弥生賞から始動する予定との話もあったブレスジャーニーだが、年が明けてからなかなか状態が上がらず、弥生賞の週になってもその状況は変わらないまま、結局回避となってしまった。
8日には陣営がスプリングSに向けて調整を進めることを明言したのだが、その直後に骨折が判明するという、なんとも残念な結果となってしまった。
復帰は未定の状況。今回の骨折に際し、ネット上などでは陣営への批判の声もあるが、何より多いのが主戦を務める柴田善臣騎手に対するコメントだ。
「ブレスジャーニーは3歳の中では突出した成績でしたし、柴田騎手の初クラシック制覇、延いては日本ダービー制覇も期待されていましたからね。50歳の柴田騎手にとっては『ラストチャンス』といっても大げさでない存在でした。しかし、ファンの思いは幻に……。残念ですね」(競馬記者)
柴田騎手もブレスジャーニーには相当な思い入れがあった様子。この離脱は、クラシックの盛り上がりの意味も含め非常に残念だ。
PICK UP
Ranking
17:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?