JRA世代最多タイ重賞2勝から一転、平場も勝てずに「100連敗」目前の崖っぷち!? 岩田望来の同期を襲った大スランプ

3月に替わってJRA競馬学校の第38期生が騎手として一歩を踏み出し、最初の開催日となった5日から多くの新人騎手がデビュー戦を迎えた。
中でも一番目立ったのが角田大河騎手。5日の阪神1Rで初騎乗初勝利の大仕事をやってのけると、続く阪神2Rも勝利。新人騎手によるデビュー2連勝は福永祐一騎手以来、26年ぶり3人目の快挙だった。
他にも大久保友雅騎手、今村聖奈騎手、鷲頭虎太騎手、西塚洸二騎手が勝利こそ届かなかったものの、馬券圏内に絡むなど存在感を発揮。浮足立ちがちなデビュー初週で各々が見せ場を作ったといえる。
一方で、新人騎手のデビューに危機感を覚えているのが中堅・若手騎手になるだろう。今年のルーキーは障害専門を除くと9名と多い。単純にライバル相手の数が増えており、それも角田河騎手のような未来のスター候補がいるとなれば、油断はできないはず。
そのような状況のなか、昨年のプチブレイクから一転、今年に入って大幅に成績を落としている若手が亀田温心騎手だ。
同期に岩田望来騎手、菅原明良騎手、団野大成騎手らがいる亀田騎手は21歳。デビュー2年目に40勝して軌道に乗ると、翌年は38勝と勝ち星こそ減らしたものの、重賞初勝利含む2勝をマークした。
また、所属する北出成人厩舎からのバックアップも昨年はパワーアップ。同厩舎のオープン馬のヒロシゲゴールドやエーポスなどの有力馬への騎乗も増えて、これから成績が伸びていくと考えられた。
■2022年は大不振の亀田騎手
ところが、2022年に年が替わって2ヶ月が過ぎたが、同騎手は未だに勝ち星がゼロと、今年は大不振に陥っている。
3月6日の開催終了時点での成績は、計99鞍に騎乗して「0-8-5-86」という結果。8回ある2着の中には、首位とタイム差無しの惜敗が3レースあり、なかなか勝利に繋がっていないのが現状だ。
「なかなか勝ち切れないレースが続いていますね。100勝を超えて減量特典が無くなったなど明確な理由があればまだいいのですが、亀田騎手は現時点で90勝。まだ1キロの減量が付いている状況なんですよね。どうしたのでしょうか。
このまま調子が上がってこないと、レイハリアやアイコンテーラーなどのお手馬が、最悪他の騎手の手に移ってしまう可能性もありますよね。今週末から自身2番目に勝ち星を挙げている得意の中京開催が第3場として始まりますから、そこでまず1勝してもらいたいですね」(競馬誌ライター)
同期の岩田望騎手は先月待望の重賞初勝利を成し遂げると、リーディング2位まで浮上。菅原明騎手もクラシック初参戦がほぼ確定的と同期の躍進に焦っている部分があるかもしれない。まずは目先の1勝を1Rでも早く掴み取ることに期待したい。
(文=坂井豊吉)
<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……
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