真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.17 09:21

本格化したシュヴァルグランが「生涯最高のデキ」で王者サトノダイヤモンドを迎え撃つ!超A級ステイヤーに起きた見た目にも明らかな「進化」とは
監修=下田照雄(栗東担当)
主戦の福永祐一騎手を始めとした陣営が口をそろえているのが「調教で動くようになった」というもの。普段の調教でしっかりと動けているからこそ、体重も比例してしっかりとシェイプアップされ、結果的に最終追い切りが異例の坂路で行われることとなった。
つまりは、もう身体が仕上がっているのでCウッドで追い切る必要がなく、坂路で微調整になったということである。なお、この最終追い切りに『サンケイスポーツ』の調教班は最高ランクの「S」を付けている。
さらに「調教捜査官」の異名を持つ競馬ライターの井内利彰氏は『netkeiba.com』で自身が連載するコラムで、シュヴァルグランを「走りが素軽くなった」と評価。明らかにこれまでの動きとは異なっており「ひと皮もふた皮もむけた」と絶賛している。
無論、サトノダイヤモンドを負かすのは容易ではない。相手は昨秋から一度も負けておらず、この春で更なる進化を遂げている。管理する池江泰寿調教師も「超難関国立大の学生ですよ。全ての教科で高い点数を取れるからね」と最大限の評価を与えている。
だがシュヴァルグランにとって、昨年の阪神大賞典はキャリアでも「ベストレース」といえる内容だった。陣営も相手の強さを認めつつ「長距離なら付け入るスキがないか」と白旗は上げていない。状態は、まさに絶好調。完全に本格化した今ならば、一矢報いる可能性が充分にありそうだ。
姉はヴィクトリアマイル(G1)を連覇したヴィルシーナで、妹は秋華賞馬のヴィブロス。この馬とてG2・2勝で留まる器ではないはずだ。
(監修=下田照雄(栗東担当))
Ranking
5:30更新「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「上村先生やったらしゃあない」最高額1億円馬は熱血調教師の“情熱爆発”で誕生!? ベラジオオペラ陣営の爆笑エピソード【特別インタビュー】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)超新星ベラジオオペラを巡る「絆」のサクセスストーリー。JRA未勝利馬主が大勝負に出た理由、そして運命の出会い【特別インタビュー】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 宝塚記念(G1)ベラジオオペラが武豊×ドウデュース「1強」に待った!「チーム・ベラジオ」が成し遂げた快挙と、陣営ならではのホンネ【特別インタビュー】
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客