GJ > 競馬ニュース > 阪神JFはソウルスターリング
NEW

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」

【この記事のキーワード】, ,
sourusuta-ringu.jpgソウルスターリング(JBISサーチ公式サイトより)

 2010年台初頭に英国競馬を席巻した「怪物」の血が、ついにその牙を日本に向けた。

 11日に阪神競馬場で開催された第68回阪神ジュベナイルフィリーズ。素質の高いメンバーが集結し、2歳女王を決めるに相応しい大一番を制したのは、新種牡馬フランケル産駒のソウルスターリングだった。

 最終オッズは1番人気とはいえ単勝2.8倍。圧倒的な人気にならなかったのは、新種牡馬ゆえの不安もさることながら、初の多頭数&関西輸送、マイル短縮、窮屈な1枠2番など懸念される項目が多く、競馬ファンの大部分が絶対的な信頼を置いていなかったことの表れだろう。

 レースはゲートが開く前から、ソウルスターリングにとって厳しい競馬となった。先にゲート入りしていた2枠3番のエムオービーナスのテンションが高く、何度も立ち上がってしまう落ち着かない素振りを見せていたのだ。周りのテンションに引きずられて力を出せなくなることは、競馬において珍しいことではない。まして、まだ精神的に幼さの残る2歳牝馬ならなおさらだ。馬券を買っていたファンは気が気でなかっただろう。

 そんなファンの心配は杞憂に終わり、エムオービーナスがスタートと同時に立ち上がって大きく出遅れる中、ソウルスターリングは動じることなくまずまずのスタートを切った。レースは序盤、2連勝中の逃げ馬アリンナがハナを奪って主導権を握る展開。隊列はスンナリ決まり、前半3F34秒7のほぼ平均的なペースを刻んでいる。

 ソウルスターリングは楽々先団に取り付くと、ラチ沿い3、4番手の好位を確保。道中は動きもなく進み、スムーズな流れで直線へ。この時、鞍上ルメール騎手の手応えは抜群だった。ラチ沿いのスペースを突いてインから抜け出し、残り200mで先頭へ立つ。それでも、まだ脚色には余裕が感じられた。

【怪物フランケルの「日本制圧作戦」第1弾】阪神JFはソウルスターリングが制す!たったワンステッキで2歳女王の座を手に入れた「血の力」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 今村聖奈に続き坂井瑠星も“イチャイチャ動画”が流出!? パートナー愛を試される大一番
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. JRA若手騎手がコロナ禍の「合コン」発覚で師匠から大目玉! 遅刻、夜遊び、相次ぐ“素行不良”にモラル低下を危惧する声……、危機管理の甘さが導いたきっかけとは