【ニュージーランドT・展望】混戦模様の3歳マイル重賞! 好走馬多数登場の中、NHKマイルCに駒を進めるのは?

3歳馬のクラシックが開幕する今週だが、世代のマイル王を決めるNHKマイルC(G1)のトライアルのニュージーランドT(G2)が中山競馬場で行われる。混戦模様の3歳マイル戦線だが3着馬までにはNHKマイルCの優先出走権が与えられるため、出走するからにはここで確実に権利を確保したいはずだ。そんなニュージーランドT(G2)への出走予定馬を紹介する。
前走の共同通信杯(G3)4着からの巻き返しを狙うタイセイスターリー(牡3、栗東・矢作厩舎)。共同通信杯では自分のペースで逃げると直線でも粘りを見せ、残り1ハロンまでは先頭を争ったが惜しくも後続馬に差し切られてしまった。2走前のシンザン記念(G3)では好スタートを決めると一旦は控えて中団からレースを進め、重馬場ながらも最後はしっかりと末脚を伸ばしてきた。結果は惜しくも2着であったが、能力を証明したレースだったと言えるだろう。
これまでのレースぶりから位置取りを気にしない自在性、馬場コンディションを苦にしないパワーを秘めている点を評価したい。兄にはG1を2勝したミッキーアイルがおり、血統的にもマイルでの適正には期待が持てる。共同通信杯(G3)ではラスト1ハロンで交わされたところからも、距離が短縮される今回はベストな条件。ここで確実に勝利して混戦模様のマイル路線の中心に立つことは出来るだろうか。
ボンセルヴィーソ(牡3、栗東・池添厩舎)は昨年の重賞から結果を残し続けている。デイリー杯2歳S(G2)、朝日杯FS(G1)では戦前の低評価を覆してそれぞれ2着と3着に入る活躍を見せた。どちらも逃げての粘り込みという力がなければ出来ないレースで、決してフロックではないことを見せてくれた。休み明けで挑んだ前走のファルコンS(G3)ではこれまでの逃げの戦法ではなく好位に控える競馬をしての2着と、新しい戦い方でも結果を残した。どのようなレースを展開するのかわからないが、自分でレースを作れるこの馬には先行勢が有利となる中山競馬場へのコース替わりは好材料のはずだ。重賞で好走を続けていることからも実力があるのは間違いないだけに、そろそろ結果がついてきてもおかしくは無いだろう。
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