真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.14 09:02

皐月賞、アーリントンCからの「少数派ローテ」彗星ペルシアンナイト! 路線変更の原因はソウルスターリングに敗れた「辛い過去」にあるってホント?
編集部
ただ、2歳戦が進むに連れて状況は変わってくる。アイビーSの優勝馬は他でもない、のちに2歳女王まで上り詰めるソウルスターリングだったのだ。先週の桜花賞こそ3着に敗れたが、チューリップ賞まではG1含む4戦全勝。紛れもなく世代トップクラスの女傑なのだから、アイビーSの敗戦があったからといって「クラシックで敵わない」とまで気を落とす必要はなかったわけだ。
何よりも、アーリントンCから再び皐月賞へ矛先を向けてきたことがその証。管理する池江泰寿調教師は東スポの取材に対し「1週前追い切りは動き、反応ともに良かった。血統的にも中距離をこなせないとは思っていない」というコメントを残している。果たして2戦目が終わった段階で同じ返答が得られただろうか。真相は池江師の胸の中にしかない。
ただ、アイビーSの敗戦を軽視できるとはいえ、皐月賞が厳しい戦いになることは間違いないところ。何より2000m以上のレースを経験していないことが気がかりだ。気性面にそこまで問題のあるタイプではないが、突然の距離延長に戸惑わないという保証はない。
過去を振り返ると、アーリントンC優勝→皐月賞好走の道筋をたどったのは2002年のタニノギムレットや2001年のダンツフレームなどが思い浮かぶ。前者はのちにダービーを、後者は古馬になってから宝塚記念を制した名馬だ。ペルシアンナイトが皐月賞で好走するにはやはりG1級の素質が必要不可欠なのかもしれない。
PICK UP
Ranking
23:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!