GJ > 競馬ニュース > 花の中間管理職・松岡正海
NEW

皐月賞、花の中間管理職・松岡正海が10年前の「忘れ物」を取りに行く! 愛馬ウインブライトとともに悲願達成を狙う「最初にして最大」のチャンス?

【この記事のキーワード】, ,
皐月賞、花の中間管理職・松岡正海が10年前の「忘れ物」を取りに行く! 愛馬ウインブライトとともに悲願達成を狙う「最初にして最大」のチャンス?の画像1ウインブライト(競馬つらつらより)

 松岡正海は1984年生まれの32歳。現役生活15年目を迎えた中堅騎手で、サラリーマンで言えば中間管理職のポジションに当たる。

 今年の皐月賞をともに戦う相棒は、スプリングSの勝ち馬ウインブライト(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)だ。競馬ラボの報じたところによれば、一週前追いを終えた後に「今は体の張りも戻って毛ヅヤも良くなっていますし、肉体面の上積みがあります。トライアルを使ったことで息も良くなっていますし、前走以上に走れると思います」とコメントを残している。

 マイナス12キロという馬体重でトライアルを勝利したことを考えると、「前走でかなり仕上げていたのでは?」という疑念も起こるが、彼の言葉を聞くかぎりそういった不安はなさそうだ。

「松岡正海騎手と皐月賞」という文字列を見ると、どうしても過去を振り返らずにはいられない。

 騎手としてのデビューは2003年。初年度の勝鞍は11勝にとどまったがその後も着実に勝利を重ね、2年目28勝→3年目49勝と順調に成長。そして2005年のダイヤモンドS(G3)をウイングランツで制し重賞初制覇を成し遂げる。同期の美浦組の中では最速のタイトル獲得だった。

 今まで手中に収めたJRAのG1タイトルは2つ。2007年のヴィクトリアマイル(優勝馬コイウタ)と2009年の天皇賞・春(優勝馬マイネルキッツ)を制し、歓喜の瞬間も複数回経験している彼だが、残念ながら未だにクラシックの栄冠に輝いたことはない。また2010年には通算109勝を挙げ全国リーディングのトップ5に名を連ねたものの、以降の勝ち星は漸減傾向にあり、以前の輝きを失いつつある。

 そんな松岡正海騎手がクラシック制覇寸前まで迫ったのはちょうど10年前。サンツェッペリンとともに挑んだ2007年の皐月賞だった。

皐月賞、花の中間管理職・松岡正海が10年前の「忘れ物」を取りに行く! 愛馬ウインブライトとともに悲願達成を狙う「最初にして最大」のチャンス?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  2. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
  5. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  8. 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?