真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.11 10:27
皐月賞レイデオロは走るのか? ミスエルテの桜花賞惨敗からわかる直行ローテの「難易度」トライアルをぶっ飛ばし以外にも不安要素が……
監修=永谷 研(美浦担当)
レイデオロ(JBISサーチ公式サイトより)
先日の桜花賞で5番人気ながら11着と大敗を喫したミスエルテ。牡馬相手のG1朝日杯FSを4着に好走していたことを思うと、あまりにあっけない敗北だった。
同馬の取捨選択について戦前から言われていたのは「直行ローテ」の是非。ソウルスターリングが制したチューリップ賞や桜花賞馬レーヌミノルが出走したフィリーズRなど、本番を目指す馬が集まるトライアルは多く組まれており、有力馬はいずれかのトライアルを経由して大舞台へ臨むのが通例だ。
同馬は状態面を含む様々な理由からそれらを使わず桜花賞へ出走。人気の一角を占めたが、見せ場なく惨敗を喫した。
もちろん直行ローテが奏功することもあるだろうが、一般的にはやはり推せる要因とは言えないようだ。
ミスエルテと同じく「直行ローテ」を選んだ馬が今週の皐月賞にも出走する。それが今回取り上げるレイデオロ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)である。
昨年10月のデビュー以来3戦3勝。今回と同じ舞台の中山芝2000mでも重賞を含む2勝を挙げ、コース適性は文句なし。前走ホープフルSを素晴らしい末脚で完勝した直後は牡馬クラシック路線に「真打ちが現れた」と盛んに囃し立てられた。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
関連記事
皐月賞スワーヴリチャードは本当に「安牌」? ゴルシ・イスラ・ドゥラ・ディーの「共通点」過去5年4勝・共同通信杯組の「明暗」を見抜く秘訣
武豊「12年に一度のジンクス」が皐月賞(G1)に波乱を巻き起こす!? 苦戦必至のダンビュライトに転がり込んできた「2つ」の幸運
怪物ファンディーナ「最大」の不安……牝馬69年ぶりの皐月賞制覇、史上初の牡馬3冠への「絶対条件」とは【徹底考察・皐月賞編】
【皐月賞(G1)展望】ファンディーナ「究極牝馬」参戦で風雲急を告げるクラシック初戦! カデナ、レイデオロら「脇役男子」の意地と誇りの激突!
ファンディーナ「無敗の皐月賞馬」の極めて高い壁。歴史的名馬だらけの「先達」たちのラインナップに驚愕