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ファンディーナ「無敗の皐月賞馬」の極めて高い壁。歴史的名馬だらけの「先達」たちのラインナップに驚愕

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ファンディーナ「無敗の皐月賞馬」の極めて高い壁。歴史的名馬だらけの「先達」たちのラインナップに驚愕の画像1ファンディーナ(競馬つらつらより)

 16日に開催予定の牡馬クラシック第1戦、皐月賞(G1)。主役はなんといってもここまで無敗、牝馬ながら挑戦を表明したファンディーナ(牝3 栗東・高野厩舎)だろう。

 前走同舞台で1800mのフラワーC(G3)を、ムチどころかほぼ追うこともなく5馬身差で圧勝。無論相手関係に疑問符はあるが、これだけ余裕のパフォーマンスを見せ続けている馬は、牡牝含めて桜花賞の筆頭ソウルスターリングくらい。それでも霞むほどの走りだった。

 血統背景など距離適性を考えれば、桜花賞ではなく皐月賞を狙うという選択も十分に理解できる。「無敗の皐月賞牝馬」となれば、競馬界に燦然の輝く歴史を刻みつけることとなる。

 しかしデータ上では、このまま「無敗の皐月賞牝馬」となるハードルは極めて高そうだ。それは、勝てば69年ぶりという、あのウオッカの日本ダービー勝利(64年ぶり)を上回る大記録達成へのハードルというのはもちろんあるが、それ以上に「無敗の皐月賞馬」という存在そのもののハードルである。

 1984年のグレード制導入後、「無敗の皐月賞馬」となったのは以下の6頭だ。

1984年シンボリルドルフ(牡馬クラシック三冠、有馬記念2回、ジャパンC、天皇賞・春)
1985年ミホシンザン(皐月賞、菊花賞、天皇賞・春)
1991年トウカイテイオー(皐月賞、日本ダービー、ジャパンC、有馬記念)
1992年ミホノブルボン(皐月賞、日本ダービー)
2001年アグネスタキオン(皐月賞)
2005年ディープインパクト(牡馬クラシック三冠、有馬記念、宝塚記念、ジャパンC、天皇賞・春)

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